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風のように現れて…

先日『僕の村の宝物』『分校の子供たち』などの著者で、映画監督や絵本作家としてもご活躍されている大西暢夫さんが、風のように現れました。

たった一度、岩泉町で映画上映をしたご縁ですが、400足の靴下を積んで、岐阜県から福島・宮城を回り、はるばる岩泉町まで足をのばしてくださったのです。

大西さんの写真絵本『ぶたにく』は昨年度「小学館児童出版文化賞」を受賞しています。
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【概 要】
母豚のおなかから14匹の子豚が生まれた。生まれたばかりの子豚は約1.2キログラム。お乳を飲んですくすく育ち、きょうだいたちと戯れ、ときには人にもいたずらをする。愛嬌があり、憎めない。ところが子豚は、10ヶ月も経つと、と場に連れて行かれる。殺されて、ぶたにくにされるためだ。豚たちは、人間が作った流れの中で、生きている。生まれた豚が肉になるまで、そしてまた生まれてくる豚たちの姿を描いたノンフィクション写真絵本。

日本絵本賞を受賞した『おばあちゃんは木になった』もお薦めです。
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by kyounoinaka | 2011-04-17 08:03 | 復興に向けて