いわての牛肉 安全安心フォーラム
2011年 12月 09日
これは岩手県主催で行われたフォーラムで、一言で言うと「岩手の牛肉や農産物は安全なので、安心して食べましょう。おいしい岩手の農産物を食べましょう。」ということ。
講師を勤めたのは岩手大学農学部の準教授です。
自然放射線や医療放射線を例に出し、科学的な根拠に基づいて、原発事故による農産物の放射能汚染は心配するほどではないとのお話でした。
皮肉なことですが、「福島産を含め農畜産物の放射能汚染は概ね低レベルである。」「健康への影響を心配する必要はない。」と言い切る講師先生のお話には、若干の違和感を感じました。放射能汚染の不安があるからこそ、岩手県では全頭検査態勢を整えたのではないのでしょうか?
当社では、安全で美味しい「いわいずみ短角牛」をお客様にお届けするために、県の検査の他、民間の検査機関に依頼し検査を行ってきました。また、「龍泉洞の水」や豆・雑穀類、給食向け野菜、山葡萄、舞茸など多くの農産物を検査し、これからも検査をする予定です。
東北地方、岩手県で暮らし、岩手の農畜産物を販売する立場としては、放射能汚染は大きな脅威です。そして、その不安を払拭するために、様々な手を打ち、安全性を確認し、商品を販売しています。
この点をご理解いただき、岩泉の農林水産物、特産品をお買い求めいただけますようお願いします。安全でないものは一切販売していませんので、どうか岩手の農産物・畜産物を買い支えて下さい。
生産者は遙かに大きな不安を抱えつつ、一生懸命私たちの食べ物を生み出してくれています。