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「地方伝統野菜の新たな魅力開発と販売流通研修会」開催

明日、地域伝統野菜の新しい販売流通や消費形態などを開発するため、標記研修会を開催します。

「地方伝統野菜の新たな魅力開発と販売流通研修会」
日時:8月10日(金)午後1時30分~4時30分
場所:研修会…道の駅いわいずみ2階多目的ホール(1時30分~)
    現地見学会…岩泉町安家地区圃場(3時00分~)
主催:宮古農業改良普及センター(0194-22-3115 担当:小原農業改良普及員)

研修会ではフードプロデューサーの大平恭子さんを講師に招き、地方伝統野菜の可能性と活かし方について学びます。また、現地見学会は安家地大根の畑を予定しています。

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これまでの大量生産・大量流通のやり方で失われつつある伝統野菜ですが、近年は「ここにしなかい」個性的な味を求める消費者や、伊藤シェフ(「ロレオール」奥州市)・奥田シェフ(「アル・ケッチァーノ」山形県)など日本を代表するシェフの素晴らしい取り組みにより、伝統野菜の価値が見直されています。

岩泉町には素晴らしい伝統野菜がたくさんあります。今こそ地域を挙げて、岩泉町の「タカラモノ」である伝統野菜の復活を!

▼ご存知、「安家地大根」(安家地区の土地の大根)
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▼美味しさに脱帽「南部のむかしきゅうり」
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▼全国的には希少な「三階ネギ(櫓ネギ)」
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▼これも貴重な「地ニラ」
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▼低アミロースの「もじゃっぺ(もちひえ)」も岩泉で守られてきました。
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他にも「地ニンニク」「もちとうもろこし」「地カブ」などの伝統野菜があり、それぞれに岩泉ならではの物語が伝えられています。伝統野菜を伝えてきた先人や、意識して守っているT君に感謝して、未来に引き継いでいきましょう。
by kyounoinaka | 2012-08-09 09:27 | スローフード岩手