カテゴリ:◎もの 個性派の大根 安家地大根( 30 )

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岩泉町には国際スローフード教会「味の箱舟」に指定されている伝統品目が2つもあるんですよ。
「日本短角種」と【安家地大根】!!
今年も安家地大根、いよいよ作付がスタートします。

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今年の春に人知れず、日本中で安家だけで咲き誇った安家地大根の花!

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現在、この花から実った種が乾いて「種取り」できるのを待っています。
8月に入ることには種まきできることでしょう。
秋には今年も紅白のグラデーションが美しい「安家地大根」が収穫できます!
というわけで、昨日は・・・

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毎年恒例の「安家地大根座談会」が、今年も安家地区の約10人の生産者の皆さんと一緒に開催されました。
毎年のことではありますが、安家地大根の栽培のアドバイスを県農業改良普及センター、岩泉町農業公社からあり、弊社担当者Oさんからは買い入れ規格などをお話しました。

安家地大根は普通の大根よりもギュッと締まった水分の少なさが魅力の(そして辛みの強い)大根なので、通常の大根ぐらい大きいものよりも適度なサイズがいいんです。さらには、やはり紅白色が自慢の大根なので、2/3以上が白いものは流通させない、などの規格を設けています。

昨年は人気食材番組「満天☆青空レストラン」でも紹介され、販売も好調だった安家地大根。
今年も安家地大根をお客様にお届けできる実りの秋を楽しみに、まずは生育を見守りたいと思います!

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by kyounoinaka | 2016-07-14 08:05 | ◎もの 個性派の大根 安家地大根

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昨年は料理通信社さん主催の「お宝食材コンテスト」にも入選した、大事な伝統野菜「安家地大根」。
現在は5月末に咲いた花が、こ~んな莢(さや)をつくり、中では大事な大事な種が守られています。各農家では、次のシーズンも地大根の種を播くために、こうした莢をよ~く乾燥させて「自家採種」するほか、希望する人には安家地大根保存会で採種した種を配布しています。
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今年も、岩泉町安家地区で約20戸の農家で栽培される予定です。
(収穫時期は10月ごろです。)
7月25日~8月5日ごろに種を播くので、まもなくシーズン始動。
そんななか、昨日7月6日は「安家地大根座談会」が開催されました。

今年も安家地大根の栽培を予定している農家が集まり、
まずは岩手県の岩泉普及サブセンターの普及員さんから、
栽培方法のポイントについて教えて頂きました。
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栽培のポイントとして、病害虫の繁殖を予防するために、なるべく作付する場所は毎年替え、
豆類や雑穀と組み合わせて畑を使った方が良いなどのアドバイスがありました。
こちらは現在乾燥中の安家地大根の莢。
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上の写真はまだ、ほんのり紅色が残っており、もう少し、乾燥が必要そうですね!
これを、完全に乾燥させると・・・下の写真のようになります!!
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さて、「スローフード岩手」では、現在乾燥中の「安家地大根の莢」から「種取り」をする仕事を体験できるイベントを7/19に企画していますので、ご案内します。
安家地大根「種採り作業体験会」
平成27年7月19日(日) 10時ごろ~昼まで
場所:岩泉町安家 かむら旅館周辺
詳細はスローフードジャパンのWEBサイト(こちら)をご覧ください。

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by kyounoinaka | 2015-07-07 14:37 | 安家地大根

岩泉は暖かい冬を迎えています。そんななか、第一級の寒波が来るというので、
週末の安家に安家地大根に縁のある人々が集まりました。
この食文化を安家のみならず、岩泉の若者のなかで伝承しようという取組です。
さぁ、安家地大根の凍みで~ご(凍み大根)作りです。
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暖かい冬と、大根を埋めてくれた人の心遣い?により、比較的浅い場所に埋まっていた地大根。
想定より楽だったので調子に乗ってたくさん掘ってしまいました。

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う~んおいしそうなサツマイモ。違う。安家地大根です。
よく、写真を見てもらったりイベントで展示販売すると、サツマイモみたいな大根、って驚かれます。
実は、このあと、レンジで安家地大根をチンして食べてみたら、ホクホクで甘くて焼き芋みたいで、そこにちょうどやって来た人から「なに焼き芋食べてんの?」って言われました。

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安家の豊かな山水で安家地大根を洗うと鮮やかな輝き。
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さらに皮をむいてほどよい大きさに切って茹でます。
皮は嘉村旅館の草食系わんこが、喜んで食べるそうです。
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その茹で汁は毎度、何かに使えないかと思うほど鮮やかなワイン色。
アク抜きのために大根を茹でていますが、意外と飲んでみたら大根の甘味があり、だしをとれば和洋の美味しいスープが出来るのではないかと思いました。

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さてさてだんだん腹が減ってきたところで安家のごちそうです。
とろとろ安家凍みで~ご入りモツ鍋をはじめ昼ごはんに大満足・・・

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んなところで茹でて冷まして藤づるに通した安家地大根を、清冽な沢水に投下。
あとは、しばし、お待ちを~状態です。
みなさまお疲れ様でした。
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by kyounoinaka | 2015-02-12 14:42 | 安家地大根

地大根の季節です。

安家地区から、この時期は毎週のように安家地大根が入荷しています。
集荷担当のO石さんから写真が届いたので、紹介します。
安家地区の約20軒の農家で収穫された大根は、じいちゃんばあちゃん達が丁寧に一本ずつ洗います。
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つるつるお肌できれいになってO石さんを待っています。
品種改良されたものではないため、遺伝の多様性が豊富。
集荷に行くと、形も色々だったり、なかには白っぽいものとか個性的な大根たちにたくさん出会えます。
あまりにも個性的なものは生産者の家の自家用となりますが、
多少の規格外は弊社(株)岩泉産業開発で、冬に凍み大根にしたりしています。
今までもフレンチ食材に活用していただいたり、
あるいは安家で冬に凍み大根を煮たものを頂くととってもしっかりした食感と味が美味しい食材です。
こちらは冬になったらお知らせできるかと思います。

比較的整った形をしたものも多くあるので、これを大根としてそのままお客様のもとに届けています。
よーく見ると茎も紅色をしています。
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道の駅いわいずみで販売しているほか、
今年はネットショップがオープンしましたので、旬の安家地大根を現在ネット販売しています。
切り干し大根もあります。
興味のある方は1本から購入いただけますので、ぜひネットショップいわいずみをご覧ください。

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by kyounoinaka | 2014-10-31 12:48 | 安家地大根

岩泉町安家地区の特産品である安家地大根の生産振興を図るため、安家地大根の生産者、これから安家地大根を生産販売したいと考えている方を対象に、座談会を開催いたします。
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(料理はイメージです。)

1.日時
  平成26年2月21日(金)10:30~13:30
2.場所
  岩泉町安家 かむら旅館
3.内容
  ①安家地大根座談会(10:30~12:00)
   ア.平成25年度生育経過について
   イ.生産実績、販売実績について
   ウ.生産に関する課題と対策について
  ②安家地大根の料理を楽しむ会(12:00~13:30)
   (参加者と関係機関、及びスローフード会員との交流会)
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4.対象
  安家地区在住の安家地大根生産者、
  来年以降安家地大根を生産・販売したいと考えている方
  ※料理を楽しむ会は、定員30名(先着順)
5.参加費 
  座談会のみ: 無料     
  料理を楽しむ会参加: 生産者 500円   生産者以外 1,000円
6.主催
  安家地大根保存会、スローフード岩手、岩泉農業改良普及センター
7.申し込み
   (株)岩泉産業開発  電話0194-22-4432  FAX 0194-22-3135
※申し込み多数の場合、安家地大根生産者を優先させていただきます。
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★先日の凍み大根づくりの様子をブログに掲載していただきました。

「〓いわてのZINE*Acil〓半農半ライター・アシル編集人日記」
  「安家地大根の凍み大根作り
  「安家産物直売所

岩泉町の魅力を発信していただき誠にありがとうございます。
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by kyounoinaka | 2014-02-18 08:13 | 安家地大根

2月1日、急遽日程を繰り上げて安家の畑に眠る伝統野菜「安家地大根」を掘り起こすことにしました。幸い寒さはゆるみ、つるはしで一突きするとガバッと雪の塊がめくれ、その下の土は信じられないほど柔らかく掘ることができます。
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地域の農業改良普及員さんと岩泉農業振興公社の青年がしっかりと穴を掘り、ネズミよけ(?)に杉の葉をかぶせてから埋めてくださったので、保存状態は良好です。
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穴の中から次々掘り出し、その数はコンテナ8つ分となりました。(約300本)この他に種採り用の大根が埋まっていますが、これは春までこのまま埋めておきます。
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今日は人数も少ないので、これでおしまい、のはずでしたが、安家産物直売所組合の皆様が、ストーブを炊き、大根を茹で上げる準備をして下さっているとのこと。
では、安家地大根を洗わねばなりません。
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雪の斜面を使ってコンテナを下ろし、そのまま安家川へ。川の水は気温より高く、冷たさは感じないものの、川を吹き渡る風の冷たさに手がかじかんで作業に手間取りました。
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半分の4コンテナだけ洗い、暖かい直売所で美味しい「じゅうね餅」や「豆腐田楽」をいただきながら皮を向き、煮え立つ鍋に投入します。
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そしてフジ蔓に通し、安家川へ流れ込む支流の淵に沈め、3日ほどあく抜きをします。今日も「平成生まれの長老」のような青年が大活躍。農作業から小噺まで、各地区に一人は欲しい好青年です。
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こうしてようやく「安家凍み大根」の仕込み作業が(半分だけ)終了しました。後は寒さが来るのを待つだけですが、今日は節分、明日は立春。春よまだ来るなと願わずにはいられません。
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by kyounoinaka | 2014-02-03 09:21 | 安家地大根

川の流れのように

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いざ、安家川へ行ってまいります。
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by kyounoinaka | 2014-02-01 08:56 | 安家地大根

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今朝の道の駅いわいずみの気温は11度(氷点下です。)、順調に冷えています。岩泉町の山間部、釜津田地区や安家地区では15度くらいまで冷えたかも知れませんね。

でも、この寒さは大歓迎。なぜなら昨夜「安家凍み大根」を干したから。
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本当はフジ蔓に通して吊るした方が良いのですが、手抜きをして並べました。約80本分の凍み大根作りです。

凍み大根は、安家地大根の皮を剥いて箸が刺さるくらいに茹で、数日間流水にさらした後、寒風にさらして作ります。澄み切った安家川の流水にさらすと真っ白になるのですが、流れの弱い水道水にさらしたのであめ色をしています。
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ばぁちゃんの作る立派な凍み大根には及びませんが、安家地大根を使っていますから、美味しい凍み大根ができるでしょう。

(告知)
安家の畑に約300本の安家地大根が埋まっています。2月上旬にこの大根を掘り出して、安家川の水で洗い、安家の森から出た薪で炊いて凍み大根作りを行う予定です。
寒く、冷たく、過酷な作業ですが、後日詳細をお知らせしますので、興味のある方はぜひ手伝って下さい。
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by kyounoinaka | 2014-01-15 08:39 | 安家地大根

毎年この時期になると、たくさんの取材陣や訪問客が訪ねてきてくれます。その目的は、岩泉町安家地区で先祖代々受け継がれてきた伝統野菜「安家地大根(あっかじだいこん)」です。
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安家地大根とは、「安家」の「土地」の「大根」、つまり、安家の土地の風土の中で育まれてきた大根です。

ほんの一昔前、全国各地には様々な「地大根」がありました。今日でも東京の練馬大根や亀戸大根、鹿児島の桜島大根、長野のねずみ大根や秋田の松舘しぼり大根などが有名ですが、各地の地大根は消滅したか、消滅の危機にさらされています。
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農薬や化学肥料の使用を前提に、性質が均一で育てやすく、大量流通に適した改良種が全国で栽培されるようになったからです。(そのおかげで、私たちは一年中、みずみずしく美味しい大根を食べることができるようになりました。)
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でも、地大根はある意味自由奔放、1本1本に個性があって、時にはその個性が強すぎて、今の横並び社会には馴染まないのかも知れません。
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安家地大根は赤くてきれいな大根だけど、食べ方を知らないと固くて辛くて食べにくい大根。だからこそ、地域の風土とともに、この土地の郷土の味として、大切に伝えていかなければならないと思うのです。
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安家地大根は大丈夫。安家地区の人たちが、大切に安家の地大根を育むように、全国各地で伝統の種・故郷の味が受け継がれることを願っています。
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by kyounoinaka | 2013-10-16 08:00 | 安家地大根

昨年の秋に収穫したあと室(ムロ)に貯蔵し、4月9日に定植した安家地大根の母本(ぼほん=種を採るための株)から無事に種が採れました。
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花が咲く頃には雨不足で乾燥し、莢(サヤ)がついてからは連日の雨にうたれて見栄えはよくないけれど、思いのほかきれいな種が入っていました。
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種を毎年絶やさず採ることは、意外と難しい。冬が寒すぎて母本が凍り付いてしまったり、ネズミに食われたり、莢がついてから暴風で茎が折れてしまうこともある。一度途絶えてしまえば、二度と取り戻せないのが伝統野菜の宿命なんです。

だから安家の長老は、2~3年分は確保しておき、種が採れなかった年には前年の種を植えるのだと教えてくれました。

▼去年の種
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先日、県内陸部の農家の方から、安家地大根の種を送ってほしいと電話をいただきました。このような問い合わせは年に数件あって、中には「安家地大根を村の特産品にしたい。」というリクエストもあります。

そんなときは、このように答えています。

「安家地大根は、安家地区の気候風土の中で育まれてきました。もし特産品を考えているのなら、そちらの土地で受け継がれてきた伝統の種を探してはいかがですか?ばぁちゃんたちに聞けば、きっと手がかりが見つかりますよ。」

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有芸地区のばぁちゃんから種を分けてもらい、「あした農場」で育てている地ウリ(旧南部藩地域に伝わる伝統のキュウリ)を、昨日初めて収穫しました。
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安家地大根も地ウリも、地域のばぁちゃんたちがそのまたおばぁちゃんの代から受け継いできた大切な種。この種が一流シェフのフランス料理となり、世界の農業者との架け橋になっています。
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by kyounoinaka | 2013-07-24 10:38 | 安家地大根