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昨日は久々に本格的に農作業。お盆やらその後雨続きやらで、なかなか取れなかった野良仕事の時間をようやく取れました。たぶん、お盆明けの雨は、休めということだったんでしょうね。
さて、だんだんと30本ほど植えておいたヒマワリ「東北八重ヒマワリ」も見ごろになってきました。そして、昨日はのばしのばしになっていたじゃが芋堀りを、手伝ってもらいながらようやく完了させました。昨日は北海コガネ、ワセシロ、レッドドラゴン、アンデスレッドを掘り上げました~。予想以上の収穫で小さな納屋も一杯です。
芋を掘った跡地には何を植えようか?玉ねぎやニンニクなど保存のきく冬越し野菜を植えたいな?と思案中です。

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周辺の田んぼを見に行ってみるとすっかり稲穂が出そろいました。

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赤とんぼがとってもとっても鮮やかで見とれちゃいます。

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じっ茶ばっ茶の原料になるであろう黒豆、そして青平豆も勢いよくこんもり茂り、あっという間に人が歩く隙も無くなっていました。

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既に早々と実が付いています。枝豆として食べるにはまだちょっと早いかな。大豆栽培の愉しみの一つは秋口の「本来の枝豆の旬」を味わえること。

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小豆は今、花が真っ盛りです。そんな昨日の昼ごはんは、あんずきばっとうを頂きました。甘~いうどん、最初はとっても驚きましたが、今では当たり前です。

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田んぼの脇では夕顔が密かに巨大化・・・我が家も大家さんから昨夜夕顔を頂いたので夕顔三昧です。

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これは私の植えさせてもらった黄色い坊ちゃんカボチャ。土に着く心配が無い、空飛ぶカボチャ。昨日食べてみたところ、甘~く仕上がりました!!

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畑は大地のキャンバス。実りの秋に向けて一生懸命太陽のエネルギーを吸収中。岩泉の大地から生み出される農作物にそんな太陽のエネルギーをたっぷり頂きたいものです。

Twitter「今日の田舎」 で道の駅いわいずみ産直野菜情報 不定期で発信中。
産直野菜を見ていると、少量多品種 食材豊富でとっても面白い!

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by kyounoinaka | 2016-08-25 18:50 | ◎もの 岩泉まめつぶ農園…各地の畑から

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岩泉町には先週より「岩泉型インターンシップ」により、大学生のみなさんが各受入れ事業所で職場研修を続けています。驚いたことに私の直接の後輩にあたる学生も2名参加しており、嬉しいところ。私もOBOGの話を聞く会に参加し、岩泉町の仕事、暮らしのリアルなところを若干ですが皆さんにお伝えしました。

そんな私も8年前、大学3年生の夏のインターンシップでは農山村でお世話になりました。久慈市山形町「バッタリ―村」からのご縁を伝って、遠く山口県防府市の棚田集落の一番奥にある「ふるさと牧場」で10日間の研修をさせて頂きました。

北東北で飼育される短角牛の世界では母牛・子牛の「放牧」は基本条件ですが、全国的に多く飼育されている黒毛和牛の世界では「放牧」はあくまで選択肢のひとつ。そもそも共同で使える放牧地など無い地域も多いと思います。
しかしそうしたなかで「黒毛和牛の放牧」の取り組みにも参考になる取り組みや考え方が様々あり、中国地方での視察・研修を通じて様々な示唆を受けましたので、8年越し(?)ではありますが報告します。
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山口県防府市。「ふるさと牧場」では、杉林での林間放牧により小規模で黒毛和牛繁殖牛を飼育しています。さらには少量ではありますが循環型農法で棚田で稲作・野菜も生産しています。
また、応援団でもあり牧場の農作物の消費者でもある「こぶしの里牧場交遊会」(現在では農事組合法人 久兼こぶしの里)が設立され、市民が参加しながら体験交流活動、牧場づくりが行われています。
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ちょうど初日は交流会が開催されており、賑やかに牧場見学させてもらいました。放牧牛が杉林の下草(舌草)刈りを行ってくれるため、美しい林内が維持されています。(一方で、牧場に隣接する土地は松枯れや倒木もひどく、中国山地の山の荒れ方が深刻であるとも感じました。ちなみに、周囲の山が荒れているおかげで?牛たちは牧場から脱走しないそうです。)
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さらには棚田の一角を牧草地として牛たちが集っています。
お米を食べちゃいそうなくらい牛が身を乗り出していますが、これ以上は下りないそうです。
牛が入りやすいところは、竹製の牧柵。風景になじんでいます。イノシシの被害は悩みどころとのこと。
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翌日からは本格的に農作業です。限られた傾斜地では畦草も大事な飼料。とくに牛舎の牛たちの大事な飼料となるため、毎日の草刈りは大事な作業。とにかく草を刈りまくる!貴重な「草地」にも牛糞堆肥を還元しています。
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出産近くなった牛たち、そして子牛は家に隣接する牛舎へ。鶏も放牧されています。
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ちょうど子牛の出産にも立ち会うことが出来ました。
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牛たちが草を食べる林内にはお供え物として使われる「シキミ」が繁茂します。実はこのシキミは毒があり牛が食べないのです。そんな「シキミ」は産直に出荷し販売は好調とのことで、一つの収入源ともなっています。
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この期間中には子牛市場に行く機会にも恵まれました。
ふるさと牧場の、林間放牧で育ったお母さん牛から生まれ、粗飼料中心で育てる子牛は、肥育農家に渡ってからも餌の食いが良く、評価が高い傾向があるそうです。濃厚飼料をたっぷり与えて体重ばかりが大きい子牛よりも、近年では評価が高いそうで、ますますやりがいもあるとのことでした。ふるさと牧場の子牛はもちろん牧場主と一緒に入場し、このときも平均より高い価格で、著名な和牛産地に売られていきました。

あと、たまたま次に入場する、別の牧場の牛を、私が引っ張ってセリの会場に入場することになったんです。これは良い体験でした。
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あっという間の10日間。ここに書き尽くせないくらい、たいへん多くのことを学び、感じさせていただきました。やはり「田舎を楽しんでいる」ことを強く感じ、さらにIターンで後継者となる若い世代も居ること、応援団の存在などに大きな希望を感じました。

個人的に感激したのは、牧場主から「路線バスを維持するために、行き帰りは路線バスで。」と言われたこと。(牧場は路線バスの終点から片道徒歩20分程度)地域で暮らしているとどうしてもマイカーでの生活になってしまいますが、これすごく重要だと思うんです。集落では路線維持のためにバスカードのまとめ買いも行っており、そのバスカードのプレゼントを頂きました。これは民間路線バスだからこその危機感もあると思います。
(岩泉町は通院・通学の足を守るため、町民バスのネットワークが充実しています。今後は料金面での工夫や観光客目線での取り組みも必要と思いますが、山間地域としてはとても恵まれていると思います。)

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さてこの研修を通じて感じたこと。
「放牧」については環境的、動物福祉的、生物多様性など様々な観点からそのメリットが明らかになっています。いわいずみ短角牛も必ず「放牧」を経て育てられていることが一つの魅力です。

この研修を通じて感じたのは、「肉牛を育てる」というなかで、子牛を育てる「繁殖」の段階は肉牛の場合は、条件さえ整えば、経済的にも放牧のメリットがあることをあらためて実感しました。

一方で、「繁殖」が成り立つために欠かせない「肥育」(子牛を肉牛に仕上げる)の段階については、現状では日本のおそらく99%以上の肥育牛は、牛舎で育てられています。放牧を推進できる可能性についてはまだまだ継続して勉強してゆく必要がある、と感じました。
放牧のメリットを、上記のメリットだけでなく、経済的・おいしさ的にもある程度、両立できるのか?=すなわち、お客様にも、農家にも、販売する私たちにも、ある程度納得できる形で、放牧は実現できるのか?これは究極の畜産の課題の一つかもしれません。すでに走り出している取り組みは各地にあるので、今後も勉強していきたいと思います。


さて、引き続き中国地方の旅は続くのです。また、時をみて報告します。
町内取材に行く時間がなかなか取れず、ブログ更新がやや少なめとなっていますが、SNSで最新情報を発信中です。ぜひこちらもご覧ください。
Twitter「今日の田舎
Facebook「岩泉産業開発」「いわいずみ短角牛」「道の駅いわいずみ

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by kyounoinaka | 2016-08-24 22:15 | □ニッポン持続的農業&放牧紀行

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お盆最終日、8月16日の夜遅くから雨は降り始め、昨日8月17日は岩泉町でも台風7号による暴風雨に見舞われました。
私はお盆期間中ずっと道の駅勤務でしたので昨日はお休み。家で普段ないようなゆったりとした休日を過ごさせていただきました。今日からまたミート工房での短角牛のお仕事を頑張ります。
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さて、Twitter「今日の田舎」でもお伝えしたとおり太平洋は大荒れでした。
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茂師の漁港の様子です。台風に備えてなのか漁船はしっかりと山側に繋がれていました。
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小本川は夕方にはご覧のように数年に一度みる大増水となり、ふれあいらんど岩泉のパークゴルフ場が微妙に浸水しかけましたが、何とか持ちこたえました。(私が入社する少し前、5年前くらいに1回浸水があり、そのときは陸上競技場に大量のごみや魚(!)が流入し片付けが大変だったそうです。)
【※宿泊施設は高台にあるので安全です。】
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夕方から夜にかけては風もおさまり、晴れて満月1日前の良い月を見ることができましたよ。
さて、夜が明けてみると小本川の増水も徐々におさまってきていました。
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ひとまずこれで安心です。
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増水で「神滝」が大迫力になっているのではないかと思い、車を止めてみると案の定、風と水しぶきがものすごい大瀑布となってました。小本川は濁ってましたが神滝の水は透明に近い。ちなみに平常時の神滝はこちら
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最近、滝に降りる遊歩道も歩きやすくなりましたよ。(ただ、車は止めにくいので、ひそかな名所なのです。)
もうしばらく蒸し暑さが続きそうなので、涼を感じるのもいいですね!

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by kyounoinaka | 2016-08-18 08:28 | ●地域情報 岩泉の滝

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お盆最終日の岩泉、蒸し暑く夏らしい天気です!
おかげさまで道の駅いわいずみ「岩泉牛乳ソフト」も大好評です。
遠方からのお客様は昨日帰路についた方も多かったようで、本日は岩手県内のお客様が多いようです。
そろそろ、お盆の賑わいもひと段落となりそうです。

お盆期間中も「道の駅いわいずみ」「道の駅三田貝分校」「ふれあいらんど岩泉」
多くのお客様にご利用いただきありがとうございます。
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このあとは台風接近で雨になるようですね、皆様お気をつけてお帰り下さい。
しばらく曇りや雨が多くなり、この秋雨シーズンが終わると、さらに秋らしくなるんでしょうね~。
私は、秋が大好きなので、岩手の色鮮やかな秋を今年も楽しみにしています。

松茸シーズンももう少し。そして、あかべこ短角牛の鮮やかなえんじ色と、広葉樹林の鮮やかな紅葉、牧草地のグラデーションも素晴らしい光景ですよ!
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いやいや、ちょっと気が早すぎましたね。まだまだ夏は続くのです。お盆明けから来週にかけては、いよいよ初のチャレンジ「岩泉型インターンシップ」大学生の皆さんが岩泉町内各地で就業体験に来ます。「道の駅いわいずみ」でも2名受け入れ予定です。大学生の皆さんにとっても、私たちにとっても新鮮な経験となると思いますので、楽しみです!

さらに、岩泉町は引き続き毎週イベントラッシュで毎週末、賑わいそうです。こちらもご案内していきますので、お楽しみに!

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by kyounoinaka | 2016-08-16 15:23 | □担当者より

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早いもので今年もお盆を迎えます!道の駅いわいずみ&三田貝分校でも、お盆の準備を慌ただしく進めています。
お盆は、「龍泉洞の水」「特産品」「短角牛」部門のスタッフも一緒に道の駅・ふれあいらんどに勤務し、さらには高校生アルバイトさんにも手伝ってもらいながら、皆さまをお迎えします。例年、混みあうためお客様にはお待ちいただくこともございますが、なにとぞよろしくお願いします。
それでは、多くのお客様のご来店をお待ちしています!
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道の駅いわいずみ
道の駅いわいずみレストラン岩泉の夏メニューはこちら
※「道の駅カフェ岩泉」では8/11~8/16まで毎日5食限定で
「レストラン岩泉ハンバーグステーキ弁当」を販売します。
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道の駅三田貝分校



■岩泉町でハイキュー!!岩泉選手、及川選手と記念写真■
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「道の駅いわいずみ」では、今年はバレーボール漫画「ハイキュー!!」の選手と記念撮影ができるコーナーに大きな反響を頂き驚いています。遠方からのお客様も増えています。記念ノートも置いてありますので、ぜひ記念に書き込みしていってくださいね。



※お知らせ
イベント情報の告知で「8月14日 うれいら通り商店街盆踊り」とご案内していましたが、正しくは今年は8月15日とのことです。修正いたします。

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by kyounoinaka | 2016-08-11 08:28 | ☆お買物 道の駅いわいずみ&三田貝分校

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さて夏の岩泉の自然満喫コース第3弾、早坂高原で短角牛を眺め、カフェ「ぶるっく」で美味しいランチを味わったら、だんだんと大川渓流を眺めながら下流へと向かい「大川七滝」に到着します。ここでちょっぴり涼んでいきますか。
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幾重にも段差の小さな滝が連なる大川七滝、水量が多いためそれぞれの滝から聞こえてくる水音はごうごうと音を立て、たいへんな迫力があります。なんだかごうごうとした水音に包まれると自分が自然に包みこまれたような感覚で、滝を眺める岩舞台からボ~ッと滝を眺めて癒されます。そこで眺めているとなんと目の前の滝を時折魚がジャンプして、登ろうとしている!おそらく、登っている!気付いて動画に収めました。
最初の15秒ぐらいに2匹ほどジャンプしています。自然観察はしばらくその場でジーッとしてみるのが重要ですね。
山の放牧地でも、訪れてからしばらくは牛たちが落ち着かない様子ですが、10分15分と時間が経つにつれて、落ち着いてリラックスした表情を見せてくれます。
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続いて周辺の自然観察、サワグルミが花を咲かせています。(なにやらたくさんぶらさがっている物です。)こちらはオニグルミとは違って、食用にはなりません。花はなんだか愛嬌がありますよね。
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あちらこちらで見かけるネムノキの花。ちょっぴり南国風の色あい。子供の頃、なんでオジギソウそっくりなのに触っても反応しないの?と思ってこの葉っぱをよく触ってみたような記憶があります。
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岩肌に咲くユリの花が鮮やかですね~。そういえば半月ほど前に道路わきに盛んに咲いていたウバユリの花を写真に収めようと思っていたら、いつの間にか花の時期が終わったようです。 あちらこちら移動中に空や、花や、動物、山、シャッターチャンスを見かけることも多いのですが、急いでいることも多く必ずしも止まって撮れないことも多くあります。

それでも私の頭の中に焼き付いた風景、きっとまた、同じ季節に、似たような景色を見たときは写真に収めたいもんです。印象に残った場所だと、急いでいても事前に予感が働いて、サッと行動して来年は撮れる可能性が高まります。


さてさて
8月27日(前夜祭)、8月28日(本祭)は大川七滝まつり!
・8月15日   うれいら通り商店街 盆踊り
・8月15日   安家川釣りまつり(場所:安家産直広場ほか)
・8月21日   岩泉町郷土芸能祭(場所:龍泉洞園地 ※雨天時は町民会館)

これから11月にかけては毎週のようにお祭りだらけ。イベントスケジュールはこちらからご確認ください。

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by kyounoinaka | 2016-08-09 08:09 | ●地域情報 岩泉の滝

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涼しい渓流沿いの木陰で昼寝でもしたくなるような暑い夏・・・
渓流に誘われて早坂高原から釜津田の里へと降り、大川渓流ロード沿いにある
釜津田のカフェ「ぶるっく」へと久々にやってきました。
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裏のピザ釜にはいつの間にか立派な屋根が付いていました。薪の火を入れる昼時間帯のみ提供しているんだそうですよ。週末なら確実かも?
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パスタが好きなのでついつい、いつもの季節のパスタを注文。とれたてのアスパラのパスタですよ。
パスタを注文してから、目の前のピザ窯を見ていたらピザも気になってきた・・・なんておかみさんと話をしていたら!
なんとツーリングに来ていた親切なお客様がピザを分けてくださいました・・・いや本当に美味しい。
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臨時休業や貸切の日などもありますので、訪問の際にはぜひ問い合わせの上、来店をおすすめします!
ピザは窯に火を入れていないと食べれないので、こちらも予約しておいた方が確実かも。

喫茶店ぶるっく
TEL 0194-29-2268
住所 岩手県下閉伊郡岩泉町釜津田字沢口2

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by kyounoinaka | 2016-08-08 07:12 | ●地域情報 岩泉・近隣のお店&レストラン

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「梅雨明け10日」とよく言いますが、ここ数日夏らしい青空が広がっています。
早坂高原から眺める岩手山も夏らしい雰囲気。いまごろ大勢の登山者が山頂を目指している頃でしょうかね~
大学生の頃は一時期、毎週登山!と目論んであっちこちの山を攻めていました。
いまでも北アルプスの稜線とか、裏岩手縦走とか、ものすごく憧れるんですが、
夏は色々忙しいのと、山に囲まれているので正直、登らなくても満足してしまうので、登山はごぶさたです。
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さて岩泉町でも最も山深いところの住民が、山の別荘生活中(放牧中)のいわいずみ短角牛。先日もありがたいことに、短角牛について取材に来ていただいたのですが、放牧地で広大さと牛の迫力に圧倒され感激したとのことで、やはり放牧の景色は人を魅了し続けるのだなと嬉しく思いました。そしてやはり山の景色に似合うのはあかべこ短角牛だなと思います。

岩手山の話題からだいぶ飛びましたね、この放牧地はこの岩手山の写真を撮った場所の道路の反対側にあります。ここには短角牛の2シーズン放牧牛のほかに、黒毛和種の繁殖牛が一緒に放牧されています。暑いので森の木陰に居るかと思いきや、ここはすぐ近くから岩手山が見えるくらいなので風通しもよいのか(実際日差しの割に涼しい)、まだ草原に居ました。
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みんな日差しを浴びてツヤツヤの毛並み・・・というかいまこのパソコンの前が暑いので今見るとかなり暑そう・・・
群れていると余計に暑そうですが牛を襲うアブから身を守る工夫でもあります。群れの周辺部はアブに襲われやすく、群れの中心部はアブに襲われにくくこの群れの中でも強い牛が中心部に・・・とも言われているようです。

じつは牛たちの中にも力関係があり、これによって一見穏やかな放牧生活が維持されています。ただ、これはあくまで放牧地であるために重要な生存本能であって、牛舎の中での飼育となるとこうした牛たちの特性には気を付ける必要があります。

短角牛も、1シーズン目の秋に放牧地から降りてからは出荷までは通常は牛舎で育てられます。(上の写真は貴重な2シーズン放牧牛)多くの農家では、数頭単位の群れで、牛舎のなかで自由に動き回れるように飼育します。その数頭単位の群れのなかにも当然序列があり、それは最初に決まります。ちょっと、角をつつきあったりにらみあったりすると決まるようです。むやみに喧嘩すると、けがの原因になるので、この序列が安定していれば、その序列を崩さないように飼育していく必要があります。
一方で、場合によっては弱い個体が餌を食べられないということも発生します。そうすると当然ながら牛の出来上がり(体重や肉付き)にも影響するので、農家ではそうした牛は群れを分けて飼育する必要があったりもします。などなど、牛の個性にも気を使いながら、飼育しているんですよ。
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一方で車を少し走らせ釜津田第2牧野に行くと、看視人さんが牛は森の奥の方に入っていったよ。とのこと。なので牛に会うのはあきらめていたら、なぜか1頭だけはぐれたようで白樺林の木陰で涼んでいました。牛たちは気温や気象条件に応じて、涼しい場所を選んだり、寒い時期は日当たりの良い場所を選んだり、風の強い日はくぼ地などを選んだり、あとは草の豊富な場所などなど・・・日々、移動しています。
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さて放牧地の周囲では、季節が着々と動いており自然観察も楽しいものです。6月のダケカンバの林に咲き誇っていたレンゲツツジはすっかりグリーンになりました。レンゲツツジが林床を覆っているおかげで、もしかしたらヤブにならずに済み美しいダケカンバ+白樺(シラカンバ)?林の景観を作っているのかもしれません。
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高原ならではのヤナギランも花を咲かせていました。
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森の中には野生のアジサイ類もちらほらと。下界より少し遅れて、ひっそりと花の時期を迎え、そこには昆虫たちが様々訪れていました。
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色々と楽しみの多い(+忙しい)秋もそろりそろりと近づいていることを、飛び交う赤とんぼが、教えてくれます。
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by kyounoinaka | 2016-08-07 11:19 | ◎もの いわいずみ短角牛と生きる

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人生で初めて出会った短角牛は、たしか岩泉町・早坂高原の短角牛でした。
9年前、1泊2日の合宿の2日目、雨上がりで潤う標高1,000mの牧草地に群れていた牛の群れを
バスから眺めた、そんな景色をなんとなく覚えています。
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一方で、短角牛に染まるきっかけになったのは、久慈市山形町にありました。
「大地を守る会」との提携を農協勤務時代に推し進めた
「バッタリ―村」の徳じいこと、木藤古徳一郎さんとの出会いでした。
徳じいは大学の授業に出張し、山の暮らしの魅力と、短角牛のことも語ってくれました。

(いまでも「大地を守る会」は、久慈市山形町の生産者と提携して短角牛を販売し、久慈市との交流を続け
それは地域にとって大きな力となっています。)
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バッタリ―村を訪れ、近くにある短角牛エリート牧野(公共牧野)を紹介してもらい、
そこで初めて放牧地の看視人さんと話をし、
短角牛のイキイキとした姿を見せてもらったのでした。
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何回目かに見た、山上げの日のこの牛たちの躍動感は忘れられません。

さらには、バッタリ―村に何度か通うなかで、徳じいは熱く、
昔ながらの「短角牛の林間放牧」の魅力について語ってくれました。
環境保全型の畜産や、里山について勉強したい、と漠然と思っていた
今よりもっと若き青年は、すっかりこの「短角牛の放牧」の魅力にハマってしまったのでした。

さらに、徳じいは林間放牧のことを学ぶなら、中国地方だ!ということで、縁を頼って、
大学3年の夏、私は西へと旅立つことになったのでした。


さて、最近は「バッタリ―村」にほとんど行くことができず、ちょっぴり心苦しいところですが・・・
先日久々にバッタリ―村に立ち寄ることができました。(徳じい夫妻には会えませんでした)
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私も一時はバッタリ―村への移住も考えましたが、現在はこうして岩泉の短角牛の仕事をしています。それもまたご縁でした。

いま想うのは、徳じいの、高齢になっても山村生活のなかから溢れんばかりの楽しさを紡ぎだし、芸術作品を作り、
夢を語り追い求める姿に、田舎暮らしへのヒントや刺激を受け、
そして田舎で、さらには都会でも活躍している人が、全国に大勢居るのではないかということ。
さらに、バッタリ―村の活動を支える地域内外の様々な人たちの存在があることも忘れることはできません。

全ての出会いは、いまにつながっている。そして、これからもつながってゆく。
ご縁に、感謝です。

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by kyounoinaka | 2016-08-05 08:05 | □ニッポン持続的農業&放牧紀行

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岩泉町にもいよいよ本格的な夏到来!!なんとなく落ち着かない天気が続いているのでイベント関係の皆様はやきもきされているかもしれません。今日から8月。そして盛岡さんさ踊り!(行きたい!輪踊りに加わりたい!)岩手に訪れる方々も多くなりますね。私たちも、元気に岩泉に来るお客様をお迎えしていきます。
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夏になると、夜は体を冷やしたくて散歩に行くことが多くなります。もっぱら清水川沿いで流れの音を聞きながら、龍泉洞からもたらされる冷たい空気を感じに行きます。特にちょっとした水流の落差があるような場所はとっても気持ちいいです。昨日は、満天の星空が最高で、流れ星を探しながら上を見て歩いていたところ、あっ流れ星!?いやずいぶん近いところを飛んでいる?と思ったらヘイケホタル?ヒメホタル?がまだ飛んでいました。数は少ないですが、ホタルも楽しみながら良い気分で家に戻りました。
家の窓も、龍泉洞の方角を向いている窓を開けていると、涼しい風が入ってきます。さらには・・・

夜の山からは豊かな森を好むトラツグミという鳥の澄んだ鳴き声が聞こえてきます。知らないと怪しげなこの鳴き声も、慣れるとなんだか聞こえない日はちょっぴり寂しいような、ヨタカと並んで愛すべき夜の岩泉の鳥だなぁと思っています。(ただし鳴き声が大きい日は、時々目が冴えてしばらく眠れないことも)

それでは短い岩手の夏を今年も満喫しましょう!
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今週末は岩泉町うれいら通りで
名水の町の美味しい水祭り「いわいずみのみずいわい
かき氷を楽しくアレンジしまくり!!

日時:2016年8月6日(土)、7日(日) 11:00~15:00
場所:うれいら商店街界隈
詳しくはこちら

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by kyounoinaka | 2016-08-01 08:09 | ●地域情報 岩泉の自然の音