b0206037_15192434.jpg
ここ最近、天気が良くない予報でも午後から晴れ間が見えてきたりすることも多く、
おかげで昨夜の岩泉町では、夜空に浮かぶ三日月と木星のランデブーを見ることができました。
7月も中旬、これだけ蒸し暑くなってきたならば、ヒメボタルが見ごろなのでは!?
と昨夜急に思い立って、マイ・ヒメボタルスポットに行ってきました。
b0206037_15192475.jpg
いましたいました!ヒメボタルとは、日本で一般的な「ゲンジボタル」「ヘイケホタル」とは違う、陸生のホタルで、森林に生息します。光り方も「ゲンジボタル」のようなゆっくりした光り方とは異なり、小さ目の光でチカチカ、点滅するように光ります。メスは草木に止まりながら点滅し、オスは上の写真のように飛びながら点滅もします。さながらイルミネーションなのです。
b0206037_15192483.jpg
上の2枚の写真、目の前を通ったホタルの光の軌跡を追ったものなのですが(30秒間撮影)、肉眼では、そこらじゅうにイルミネーションのようにチカチカ光っているんです。私のカメラでは写すのが難しいですね。小さい明りなのですが、おびただしい数現れているので、見応えがあります。

ヒメボタルは岩泉町のみならず県内各地の森に生息しています。とくに、岩手では軽米町・九戸村・二戸市にまたがる「折爪岳」のヒメボタルが見応えもあるそうで有名です。そして、岩泉町内では安家洞のヒメホタルが知られています。「緑と水源が豊かな岩手でおすすめのホタル観賞スポット」という旅行情報サイトのまとめにも安家洞のヒメホタルが紹介されています。

北三陸の旅なら、安家「かむら旅館」さんに泊まって昼は安家洞や龍泉洞、夜は「ヒメボタル鑑賞」もいいかも!?そして、折爪岳のヒメボタル 実は私も見たことないので、いつかは見てみたい!今年も観察会など企画されているようですよ!

ただし、見ごろはあと1週間程度のあいだ、今日のようにムシムシ暑くて、雨の降っていない夜は最高!!というわけでタイミング次第、運次第という希少な景色なのです。
b0206037_15192430.jpg
さて、昨夜は星空も見事でした。だんだんと雲に隠れ行く星空・・・梅雨の夜空は一瞬の輝きですが、空が洗われていて素晴らしいです。ヒメボタルも、梅雨の星空も、一瞬の輝きだからこそ感動的。さて、今夜の岩泉の森は、どんな夜になるんでしょうか?

[PR]
# by kyounoinaka | 2016-07-10 18:25 | ●地域情報 地域の話題&岩泉・近隣の風景

b0206037_15295876.png
岩泉町の西の玄関口に位置する「道の駅三田貝分校」は、今日も元気に営業中!最近は校内の照明がLEDに入れ替わり、雰囲気が明るく入れ替わった最先端の分校なのです。盛岡~岩泉間の峠越えの絶好の休憩スポットとして、皆様に愛されていますが、実は「道の駅いわいずみ」とは一味違った商品も取り揃えています。
たとえば分校をテーマにした食堂メニュー(給食風セットなど)、そして「分校揚げパン」「教頭まんじゅう」「いわいずみ短角牛カレーパン」などのこびる(おやつ)的商品はお馴染みですし、売店では産直コーナーも小川地域の元気な生産者の自慢の品が並んでいます。
b0206037_15275818.jpg
産直コーナーには大根、キャベツ、ピーマン、シガワリ(きぬさや)などの新鮮野菜が様々並んでいますし、今の時期ならではの山菜「ミズ」、果物はブルーベリー、青梅なども並んでいます。これからの時期は小川地域は果樹栽培が盛んなので、豊富な品種のりんご、洋ナシ、桃、山ぶどうなど!果物のバリエーションは道の駅いわいずみよりも豊富かもしれません。

また、漬物コーナーには岩泉町産の梅漬け、そしていまの時期はまだありませんが、ピーマン収穫期から冬にかけて並ぶ手作りの「ピーマン味噌」も盛岡のレストランからも注文が入るひそかな人気商品です。

ところで、私の今日の注目ポイントは雑穀類の豊富さ。小川のとある生産者の方が意欲的に無農薬で様々な穀物を栽培、商品を展開しており、道の駅三田貝分校で購入することができるのです。
b0206037_15453740.jpg
ミックス雑穀(タカキビ・イナキビ・ウルチアワ)
b0206037_15453700.jpg
五穀玄米(玄米・大麦・タカキビ・イナキビ・ウルチアワ)
b0206037_15485013.jpg
タカキビの石臼バッタつき粉(昔ながらの製法で挽いたタカキビの粉)・・・きびだんごなどに
b0206037_15453697.jpg
南部小麦粉(薄力小麦粉)
b0206037_15453690.jpg
焙煎黒豆茶
b0206037_15453639.jpg
トチの実の粉まであるのには驚きました。あく抜きしてあり、トチ餅、トチの実せんべい、その他スイーツづくりに使用できるとのこと!山の食文化をいまに伝える、これら道の駅三田貝分校の産直コーナーにもご注目下さい。

[PR]
# by kyounoinaka | 2016-07-07 07:40 | ☆お買物 道の駅三田貝分校

b0206037_16122130.jpg
岩泉酪農に新たな歴史が刻まれます。
「岩泉ヨーグルト」で大躍進を遂げた岩泉の酪農。
いよいよ、「岩泉チーズ」の挑戦がはじまりました。

岩泉乳業さんの「岩泉チーズ」道の駅いわいずみにて7月5日、販売開始しました。
売り場は、岩泉ヨーグルト横の特設ショーケースとなります。
今回発売となったチーズは3種類。
岩泉乳業の職人さんによる数量限定生産となる、貴重なチーズをぜひご賞味ください。
b0206037_20303954.jpg
「岩泉モッツァレラチーズ」
軽い歯ごたえと弾力が特徴。フレッシュタイプのチーズで、ミルクの甘味が感じられます。ピザやグラタンにおすすめです。
b0206037_20303946.jpg
「岩泉さけるチーズ」
トロリとした優雅なさけ方が特徴。濃厚な味わいはビールやワインのおつまみとして、お楽しみいただけるほか、サラダにもおすすめ。
b0206037_20303977.jpg
「岩泉パニールチーズ」
インド料理には欠かせない、くせのないチーズです。カッテージチーズと同じようにスイーツやカレー・パスタにかけても美味しくお召し上がりいただけます。

[PR]
# by kyounoinaka | 2016-07-06 08:08 | ☆お買物 道の駅いわいずみ売店

b0206037_08225166.jpg
まめつぶ農園の黒豆はおかげさまで順調に生育しています。おおむね1か所に2本ずつ。だんだんと雑草の芽が見えてきたので、小さいうちに抑えてしまおうと管理機で畝間を起こすことにしました。
b0206037_08225110.jpg
じゃが芋も同じく順調です。もうここまで成長すると雑草の心配もなく、あとは1か月後の収穫を待つのみです!芋掘り頑張らなくちゃ!そういえばじゃが芋を観察していたら、シマヘビが一匹、茎葉のあいだで顔をのぞかせていました。じゃが芋を守ってくれているのかもしれません。
b0206037_08225155.jpg
この日はおばあさんがこの辺の歴史を教えてくれました。小本近辺の農家でも、おばあさんが嫁入りしたころは、どの家にも赤牛(短角牛)が居たんだそうです。5月6月ごろになると、各家々が集まって、早坂まで牛を連れて放牧しに行ったのだとか・・・行った人たちは1泊2日で藪川に泊まったとか。その後は、ホルスタインを飼い・・・今では小本近辺には短角牛はほとんど居ませんが、昔は本当にどこの家でも牛は欠かせないものだったんですね。

ちなみにそのころ、周囲の景色は田んぼではなく麦畑とヒエ畑だったとのこと。
おばあさんの生まれた田野畑の浜では、塩も作ったそうです。戦後の食糧難の時代、岩手内陸では塩が不足しており・・・逆に、浜ではお米がなかったので、国鉄山田線で内陸に出かけて塩とお米を交換したこともあったそうですよ。

そんな おばあさんの畑仕事を見ていると、その体の動きのしなやかさ、仕事の速さには驚かされます。

[PR]
# by kyounoinaka | 2016-07-05 08:21 | ◎もの 岩泉まめつぶ農園…各地の畑から

b0206037_18315367.jpg
ここは、おとなり久慈市と葛巻町の境に広がる平庭高原。ここの白樺林は日本一と言われているのは、有名です。平庭高原には岩泉町から最も近いスキー場「平庭高原スキー場」がありますし、北上山地の短角牛(の祖先・南部牛)の歴史を伝える「闘牛場」があることもあり、四季折々に様々なイベントも開催されている魅力スポットですね。

b0206037_18315317.jpg
その白樺林はなぜ生まれたのか?かつてこの一帯は放牧地でしたが、その後、放牧がおこなわれなくなると、草地に侵入する樹木のパイオニアともいわれる白樺は真っ先に侵入してきます。こうして広がった白樺林が現在見ごろを迎えているということです。最近産経新聞さんの記事で知ったのですがこの白樺林は、調査でも日本一の本数(生育本数31万本、面積360ha)であることが分かっているそうです。

b0206037_18315341.jpg
一方で白樺はパイオニアであるがため、放牧地跡・山火事跡などの開けたよく日光の当たる場所を好みます。そして寿命が短いことも特徴です。数十年以上前には放牧地として全く違う景観が広がっていた平庭高原、この先50年後は、どのような森の景観が広がっているのかは、気になります。

この白樺林もこれまで下草刈りなどを通じて守られてきたとのことです。観光振興のために人との関わりのなかで今後も白樺林を維持する方策を考えるのか、あるいは人口減の時代ですから、自然の遷移でブナ・ミズナラなどの森に変わってゆくことにおまかせするのか、様々な考え方があると思いますが、たいへん興味深いところです。

北上山地は冬の積雪が日本海側と比べて少ないことも影響してか、かなり源流部まで人が住んでいますし、そうした地帯でも社会情勢に左右はされますが、山を活用した林業・牧畜などの産業が成り立っています。そのため北上山地の自然の風景は、一見山奥に見えても、人との関わりで生まれたものがとても多いです。

岩泉町も、100年前には放牧地の管理のために山焼きが行われ、いまよりはるかに広い面積で放牧・採草のための草原が広がっていたとされます。(「森の生態史」北上山地の景観とその成り立ち という本が詳しいです。)現代のように、カラマツの植林地が広がる景観も北国の爽やかな風景を演出していますが、これも、戦後のもの。
人の営みと森とのつながりがとても深い北上山地の自然の風景は、人の暮らしの変化とともに、常に変わり続けています。

いま、この「日本一の白樺林」の輝きを目の当たりにすることができるのは、ラッキーなのかもしれません!

[PR]
# by kyounoinaka | 2016-07-04 08:50 | ●地域情報 地域の話題&岩泉・近隣の風景