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「梅雨明け10日」とよく言いますが、ここ数日夏らしい青空が広がっています。
早坂高原から眺める岩手山も夏らしい雰囲気。いまごろ大勢の登山者が山頂を目指している頃でしょうかね~
大学生の頃は一時期、毎週登山!と目論んであっちこちの山を攻めていました。
いまでも北アルプスの稜線とか、裏岩手縦走とか、ものすごく憧れるんですが、
夏は色々忙しいのと、山に囲まれているので正直、登らなくても満足してしまうので、登山はごぶさたです。
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さて岩泉町でも最も山深いところの住民が、山の別荘生活中(放牧中)のいわいずみ短角牛。先日もありがたいことに、短角牛について取材に来ていただいたのですが、放牧地で広大さと牛の迫力に圧倒され感激したとのことで、やはり放牧の景色は人を魅了し続けるのだなと嬉しく思いました。そしてやはり山の景色に似合うのはあかべこ短角牛だなと思います。

岩手山の話題からだいぶ飛びましたね、この放牧地はこの岩手山の写真を撮った場所の道路の反対側にあります。ここには短角牛の2シーズン放牧牛のほかに、黒毛和種の繁殖牛が一緒に放牧されています。暑いので森の木陰に居るかと思いきや、ここはすぐ近くから岩手山が見えるくらいなので風通しもよいのか(実際日差しの割に涼しい)、まだ草原に居ました。
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みんな日差しを浴びてツヤツヤの毛並み・・・というかいまこのパソコンの前が暑いので今見るとかなり暑そう・・・
群れていると余計に暑そうですが牛を襲うアブから身を守る工夫でもあります。群れの周辺部はアブに襲われやすく、群れの中心部はアブに襲われにくくこの群れの中でも強い牛が中心部に・・・とも言われているようです。

じつは牛たちの中にも力関係があり、これによって一見穏やかな放牧生活が維持されています。ただ、これはあくまで放牧地であるために重要な生存本能であって、牛舎の中での飼育となるとこうした牛たちの特性には気を付ける必要があります。

短角牛も、1シーズン目の秋に放牧地から降りてからは出荷までは通常は牛舎で育てられます。(上の写真は貴重な2シーズン放牧牛)多くの農家では、数頭単位の群れで、牛舎のなかで自由に動き回れるように飼育します。その数頭単位の群れのなかにも当然序列があり、それは最初に決まります。ちょっと、角をつつきあったりにらみあったりすると決まるようです。むやみに喧嘩すると、けがの原因になるので、この序列が安定していれば、その序列を崩さないように飼育していく必要があります。
一方で、場合によっては弱い個体が餌を食べられないということも発生します。そうすると当然ながら牛の出来上がり(体重や肉付き)にも影響するので、農家ではそうした牛は群れを分けて飼育する必要があったりもします。などなど、牛の個性にも気を使いながら、飼育しているんですよ。
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一方で車を少し走らせ釜津田第2牧野に行くと、看視人さんが牛は森の奥の方に入っていったよ。とのこと。なので牛に会うのはあきらめていたら、なぜか1頭だけはぐれたようで白樺林の木陰で涼んでいました。牛たちは気温や気象条件に応じて、涼しい場所を選んだり、寒い時期は日当たりの良い場所を選んだり、風の強い日はくぼ地などを選んだり、あとは草の豊富な場所などなど・・・日々、移動しています。
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さて放牧地の周囲では、季節が着々と動いており自然観察も楽しいものです。6月のダケカンバの林に咲き誇っていたレンゲツツジはすっかりグリーンになりました。レンゲツツジが林床を覆っているおかげで、もしかしたらヤブにならずに済み美しいダケカンバ+白樺(シラカンバ)?林の景観を作っているのかもしれません。
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高原ならではのヤナギランも花を咲かせていました。
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森の中には野生のアジサイ類もちらほらと。下界より少し遅れて、ひっそりと花の時期を迎え、そこには昆虫たちが様々訪れていました。
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色々と楽しみの多い(+忙しい)秋もそろりそろりと近づいていることを、飛び交う赤とんぼが、教えてくれます。
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by kyounoinaka | 2016-08-07 11:19 | ◎もの いわいずみ短角牛と生きる


本日はちょいと慌ただしいので、最近撮影した2本の動画をお楽しみ(?)ください。
1本目は、岩泉では当たり前の「音」を遠方の皆様にも感じてもらいたくて、早坂高原のエゾハルゼミの鳴き声シャワーです。
初夏の高原の風物詩。セミというと真夏なイメージがありますが、高原のエゾハルゼミはすでに大音響で森に響き渡っています。
途中からはカッコウの鳴き声も微妙に加わります。


2本目は、数日前の早朝、早起きしたら家の向かいの山から聞こえてきた、岩泉では珍しい渡り鳥「アカショウビン」の鳴き声です。
私はおととし、ふれあいらんど岩泉で早朝に聞いて以来久々に聞けてちょっと朝からテンション上がりました。

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by kyounoinaka | 2016-06-13 07:49 | ●地域情報 地域の話題&岩泉・近隣の風景

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昨日はお客様を案内するために早坂高原へ行ってきました。すっかり緑に包まれた高原のFSC森林認証の森は、カタクリが咲き乱れていたのがうそのように緑の下草に覆われています。盛岡では最高気温30℃との予報で日差しもまぶしいなかですが、さすがに高原は涼しい風が吹いて気持ちいい!
ハイキング目的で散策する方々や、ツーリングの方々など皆さん最高の天気を満喫しているようでした。
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そんななか高原ではレンゲツツジが咲き乱れており、澄んだ青空、濃い緑に負けじと鮮やかな赤や黄色が満開となっています。
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レストハウス・駐車場の向かいから釜津田方面に向かう細い小道沿いのツツジもなかなか美しいです。
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特に素晴らしいのは短角牛放牧地の脇の白樺林とレンゲツツジの景観。毎年楽しみにしています。昔はおそらくここも放牧地だったでしょう。レンゲツツジは牛馬が食べない有毒植物なので、レンゲツツジの名所と呼ばれる場所は牧場や牧場跡地であることが多いです。これも短角牛と縁の深い景観だと言えます。
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短角牛が放牧開始されてから1か月が経過しました。今年は気温のアップダウンが激しく、牧草の成長が芳しくないようで、少し気をもむ1か月になったようですが、この日は天気も良く牛たちはゆったりと反芻してくつろぎタイム。種雄牛もごろんと寝転んでゆったりしていました。
訪れたお客様も、広大な放牧地で自由にワイルドに、牧草ばかり食べて立派に育つ夏山の短角牛たちの様子を見て、喜んでいただけたようです。
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ん?山の中に牛のお尻のような物体が・・・変わった色の牛が脱走している!?と思いきや、カモシカでした。至近距離まで近づいても逃げないので、写真撮影タイム。お客様にさらに喜んでいただけた自然のアトラクションなのでした。

幸い熊との遭遇はありませんでした。その年その年の傾向はあるようですが基本、熊が「そのへんに」居るのは当たり前のこと。襲われるパターンは山菜取りなどでの、山中での突然の遭遇によるものが多いです。熊も人間との遭遇は怖いと思いますので、当たり前ですが「山に慣れていても」入山の際には鈴、音を出す、賑やかにするなどの熊対策は必須ですね。

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by kyounoinaka | 2016-06-12 10:03 | ◎もの いわいずみ短角牛と生きる

小本街道 紅葉情報!

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10月に入り、そろそろ霜もおりそうな気温になってきました。(岩洞湖はおりたかもしれません。)
今日、盛岡に行ったところ、1週間前とくらべて、小本街道の紅葉は一気に進んでいましたよ!!
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岩洞湖周辺の紅葉もだいぶ黄色く色づき、岩洞湖~早坂高原、
今週末から来週末にかけて紅葉の見ごろを迎えそうな気がします。
3連休はぜひ、龍泉洞、三陸海岸へどうぞ!

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by kyounoinaka | 2015-10-09 17:21 | 地域の話題

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晴れ間が出ると爽快な秋の岩泉。
今年は朝晩冷え込むのが早く、緑の山々にも黄色、赤色がぽつりぽつりと広がり始めています。
早坂高原を昨日周ってみたところ、まだちょっと早いですが、秋の風景を楽しめました。
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昨晩もかなり冷え込んだので、早坂高原周辺はさらに紅葉が進みそうです。

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by kyounoinaka | 2015-10-05 10:10 | 地域の話題

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朝の早坂高原は清涼な空気に包まれています。
早坂トンネル開通後、こちらを通る車が少なくなったので、
ゆったりと自然観察をすることができます。
周囲にはブナ、ダケカンバなどの樹林が広がり、
この時期は芽吹き前の明るい森に、早春の妖精たちが咲き乱れています。
周囲には、キツツキが木をつつく音が響いています。
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森の奥の方に、白い塊が。雪がまだ少し残っています。
雪が解けた地面には、カタクリとアズマイチゲが一面に咲いています。
ここは、毎年夏に下草刈り大作戦が行われ、里山の管理をしています。
実は、弊社社員もこの大作戦には参加しています。
汗を流した結果、このように春に美しい花が見られるというのはとっても嬉しいです。

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カタクリの花畑の中に続く森林セラピーロードを歩くと、様々な草花に出会うことができます。
それだけでなく、この森は持続可能な森林管理を行っているとして、FSC森林認証も取得している広葉樹林。
すごいでしょ。


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by kyounoinaka | 2015-04-28 16:21 | 地域の話題