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こちらは岩泉町の湧水「天王水」の湧き口です。
湧き水の美味しさにハマってからは、毎日湧き水を欠かさず常備するようにしているので、週に一度はポリタンクを持って湧き水を汲みに行きます。本田の「天王水」、中里の「宮脇の清水」はよく行きますし、時には大川の「いぬわし清水」などに立ち寄ってみたり。なかでも、岩泉町内から近いということもあって、「天王水」に行く頻度が高いです。ここの湧き水はなんといっても大きな木の下から、水が湧きだしている、森の恵みを頂いている感たっぷりの、ロケーションが魅力。
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水汲み場も手入れがされて清潔感があり、もちろん水も冷たくて美味しい。ここ数日のような暑い日に行くと、とくに実感します。汲むときにはやっぱり新鮮な湧きたての水をその場で頂くと、森のパワーが頂けるような気がします!!
(※無殺菌の生水です。)
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最近、この周辺の手入れが進められており、水汲み場へ向かう通路が歩きやすくなったり、東屋がちょっと小奇麗になったり、小型水力発電による電灯が灯ったりしています。地域の皆さんにも大事にされていることが伝わってきます。
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龍泉洞~安家洞の間の県道7号線沿いにあり、目印はこの赤い鳥居です。水をくむときは、神様にご挨拶をしていくのがおすすめですよ。

場所の確認には、岩泉町湧水マップもご活用ください。

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by kyounoinaka | 2016-07-01 23:25 | ●地域情報 岩泉湧水めぐりマップ

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昨日、猿沢でツツジが満開!というのを紹介したので、その続きにちょうど良いやと、今度は猿沢の湧水のことをお伝えするのですが!以前に撮影した写真なので!写真に雪がありますが気にしないでください(笑)

岩泉町乙茂の道の駅いわいずみの近くにある「乙茂橋」を渡って
県道40号線「宮古岩泉線」に入るとあっという間に道路は渓谷地帯に入ります。
10分も走れば、とても静かな猿沢地区を過ぎ、
突然あたりはいっとき険しい断崖がそびえ、道路はトンネルに吸い込まれます。
初めて有芸地区に行く人はこのあたりで険しさにちょっとびっくりするようです。
冬場はこのトンネルの前後で気象条件が変わったりします。

ところで、この断崖も安家石灰岩層です。安家地区~龍泉洞あたりを中心に、北は久慈市山根町~南は岩泉町有芸まで続き岩泉町に「豊かな水」や「美しい断崖絶壁の風景」をもたらしてくれる、この神秘の石灰岩層も、ある程度の厚みを持って存在するのはこの周辺が南端となります。
(興味のある方は地質図Naviで見ると、面白いですよ。こちら。)
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そんな場所に湧き出る湧水「猿沢湧口」(さるさわわっくつ)ですから当然ミネラル豊富で、水量も豊富な湧水。その水質はこちらの論文(PDF)からも分かります。
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道路わきの広場から少し降りてゆくと、杉の木立のもとに水汲み場があり、ごうごうと水が流れ出ているのでボトルとはあっというまにいっぱいになります。

ちなみに私は1月まで3年ほど有芸に住まわせてもらっていました。そんなこともあって、この場所は毎日のように通り、時にはこの湧水でのどを潤した懐かしの場所です・・・。もっとも、有芸の水道水は湧水そのまんまとも言えるほど最高に美味しかったので、この湧水を汲むことはそれほど多くなかったですが。

時折、この湧水に水を汲みに来る人の姿も目にする、地域外の人たちからも愛される湧水。
道の駅いわいずみから車で15分ほどの場所に位置しますので、ぜひ、森に包まれた湧水に会いに来てください。

ちなみに、山道ドライブが好きな方は、このまま有芸を通り、宮古まで抜けることもできます。有芸から先は、細い山道をのんび~りぐねぐねと、けっこう険しいです。しかし、途中いきなり太平洋が見えたり、宮古の街に着く直前には、宮古の大パノラマが待っていたり、なかなか面白いです。その様子は今日の田舎 2014年4月14日「県道40号で街へ」もご覧ください。

あるいは、水掘を抜けて新里へ抜けると、和井内に金鶏山鉱泉「安庭山荘」 もありますし、茂市から宮古方面に向かって蟇目(ひきめ)地区には「蟇目の湯」、川井には「横沢冷泉」など山あいの鉱泉めぐりも通好みかも・・・。

今回訪れた「猿沢湧口」の場所は、こちらのマップから確認できます。

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by kyounoinaka | 2016-05-13 07:41 | ●地域情報 岩泉湧水めぐりマップ

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久々に湧水シリーズです。3月に撮影した写真なので、山がまだ冬枯れですが!
岩泉町の中心部から釜津田方面に行くには、渓流の雰囲気と里の風情が色濃い「大川渓流ロード」を通るほかに、
「大規模林道」を通るルートもあり、こちらは山深いところですが2車線の快適な道路が続いています。
その途中にオアシスのように存在するのが「金成清水」。
周辺は「金成清水ふれあい森林公園」と呼ばれて心地の良い森と東屋があるほか、周辺の木々の説明板があります。
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付近には右はやぶ川(藪川)、左は釜つた(釜津田)という石碑がありますが、ここは昔の街道が通っていたのでしょうか?
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雑木林と落ち葉にろ過されて湧き出る美味しい湧き水。
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石組みのすき間からちょろちょろと少量湧き出ています。
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訪れた3月末には福寿草も咲いていました。
近くには復活させたという「水バッタ」(水力による「ししおどし」式の穀物挽き小屋で、岩手の山村にかつてよく見られた)もありますが雰囲気的には使われていないようです。

今回訪れた「金成清水」の場所は、こちらのマップから確認できます。
岩泉マップ♪湧水&写真スポット巡り

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by kyounoinaka | 2016-05-05 08:28 | ●地域情報 岩泉湧水めぐりマップ

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岩泉町安家。その地名の由来は、
アイヌ語で湧水を指す「ワッカ」であると紹介されています。
その象徴でもある安家川は、釣り人の聖地的な場所である中心地。
安家地区を中心に分布する「安家石灰岩層」の山々は、龍泉洞の水の水源にもなっており、
安家はまさに湧水の里。
今回安家地区の湧水を巡ったところ、その豊かさをまさに実感しました。
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龍泉洞から県道7号線を北上し、峠のトンネルを越えると安家地区。
道路の左手には雄大な安家石灰岩の山々が連なり、そのそびえ方に圧倒されます。
そんな石灰岩層のふもと、安家洞への分岐の手前の県道沿いに湧水地があります。
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こちらが「大清水」です。まさに地名そのもの。
木々の根元から豊富な水量の流れがいきなり生まれています。
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ただ、ここで水を汲む人はそれほど居ないように感じました。
水汲み口からは微々たる量の水が出ているだけの状態で、
そのほかはいきなり川のように湧き出しているので、
手入れの状況的には飲むことは・・・おすすめはできないように感じました。
もちろん、きれいな水です!!
そして、この豊富な水量・・・感激です。

一方で・・・
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こちらは安家川から県道202号線を遡り、氷渡(すがわたり)交流施設入り口の橋の手前、
左下のほうに湧水を発見しました。
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氷渡清水」です。
こちらの湧水も湧き口からの清冽な水の湧水量がすごくて、
何か所からか 音を立てて流れ出しています。
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しかも、そのまますぐに安家川に流れ込むのですが
その安家川の水の透明感がまた素晴らしい。
たぶんここの水もぜんぜん飲んでも大丈夫ですが、
眺めているだけで満足してしまいました。

今回見て回った湧き水以外にも、安家の家々をみていると
あちらこちらの軒先で水が出ているのがわかります。
なんでも売っている「たまべん」商店さんで、おやつを買いがてら
聞いてみたところ、あっちにもこっちにもある模様。

今回見た2か所の湧水は岩泉町の「平成11年ふるさと湧水再生保存事業」で
手入れされたものですが、安家はもっと家の身近に湧水がたくさんあるので
逆に忘れられているのかもしれません。

安家は、水に恵まれている岩泉町の中でも、
本当に湧水が豊富で当たり前なんだと、あらためて実感できました!
今回巡った湧水の場所は: 岩泉町湧水マップ

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by kyounoinaka | 2016-03-24 09:05 | ●地域情報 岩泉湧水めぐりマップ

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岩泉町落合で小本川と合流する「大川」を遡ってゆく「大川渓流ロード」。
(国道340号線+県道171号大川松草線の、大川沿いの区間)

もう少しで迎える、広葉樹林とカラマツ林の新緑は、大川渓流とも相まって 岩泉町でも屈指の美しさ。
渓流釣りのみなさんに愛されているほか、
まもなく新緑や水芭蕉、いくつか点在するカフェ探訪、
レトロな地域商店めぐりなど、1000m級の山々が連なる
深い山のなかに様々なみどころがあります。

道路が細いので、すれ違う対向車を待ちながら、
そして車を止めて写真を撮りながら、
先を急がずゆっくりゆっくり進みましょう。
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そんな、自然と一体化できる大川渓流ロードのドライブの最中は、湧き水でのどを潤しましょう。
岩泉町中心部から向かうと、浅内地区を過ぎて最初にあらわれる「入ヶ江の水」(いりげえの水)。
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針葉樹林から豊富な水量で湧き出す苔むした清水は、
まろやかなお味です。

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続いて、茂市へ向かう国道340号線の分岐を過ぎて、
県道を直進するとほどなく「寄部口(よっぺぐち)」のバス停があります。
その脇にあるのが「長寿の泉 いぬわし清水」
ここの清水には東屋と、車のシートを活用した、くつろげるソファーまで用意されています。
アウトドア用のコンロを持っている方は、湧き水でコーヒーでも淹れてみてはいかがでしょうか?
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この清水は目の前にそびえたつ急な山肌の広葉樹林から湧き出しています。
今回廻った清水の中でも、特に冷たく清冽な水で、ポリタンクに詰めて我が家にも持って帰りました。
この湧水の分析結果によると岩泉町の湧水のなかでも最も溶存成分量が多く、カルシウム豊富のようです。
出典「岩泉町の湧水・河川水の水質について(島野,藪崎)
まさに「長寿の泉」。ありがたいお水です。
(先に紹介した入ヶ江の水も岩泉町の湧水のなかではかなり成分量が多いです。)

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もう1か所、大川七滝に車を止めて降りてゆくと、「七滝明神水」という清水があります。
大岩のたもとから湧き出し雰囲気も良いのですが、
残念ながらここは上に道路や畑もあり、あまり飲む気分になれないので、写真だけにとどめておきます。
ここでは、それよりも・・・
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やはり大川七滝の岩舞台で、水の音に包まれて・・・リフレッシュしましょう。
ここには駐車場、トイレ(春~秋のみ使用可)も用意されています。

さて、ドライブ1ポイントアドバイス。
大川渓流ロード(国道340号線+県道171号大川松草線の、大川沿いの区間)、
そして枝分かれする林道なども活用すると

大川渓流ロード→早坂峠→国道455号経由→盛岡、 大川渓流ロード→松草峠→国道106号経由→盛岡
など、標高1,000mの高原を通り抜けるドライブルートも設定可能です。

岩泉町湧水マップ も ご活用ください。

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by kyounoinaka | 2016-03-22 09:44 | ●地域情報 岩泉湧水めぐりマップ

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小本川も道の駅いわいずみを過ぎると、いよいよ下流となり
のんびりと太平洋まで流れていきます。
その小本川を赤鹿橋で渡り800mほど行くと、ほどなく
右手に宮本の集落が見えてきます。その集落のなかにこの遊水地はあります。
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ここの湧水は集落の中心地にあるためか立派な施設が作られ、
蛇口3つと、洗い場3段、
洗い場にはワラビでしょうか、山菜が漬けられていました。
春~秋にかけては野菜を洗ったり、ビールや野菜を冷やしておいたり、便利に使えそうな洗い場です。
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その小本川を渡る赤鹿橋の脇に、湧水の看板がありました。
昭和初期に施設を改築した、と書いてあるので、もっと古くからこの湧水は愛されていたのでしょう。

ここの湧水の脇にも、神社がありました。
古くは、良い水が湧くところに人が集い、農業集落として発展し、
そしてこのように今も大事に使われ愛されているのではないでしょうか。

岩泉町湧水マップ
湧水はマナーを守っての利用をお願いします。また、当然ですが滅菌されていない生水ですのでその点ご留意ください。

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by kyounoinaka | 2016-03-15 08:42 | ●地域情報 岩泉湧水めぐりマップ

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岩泉町は清らかな湧水に恵まれており、至る所に湧水があり、
そのまま利用している家や、水道水の水源として利用している集落も多くあります。
それだけでなく、自宅や、会社や、散歩中にふと耳を澄ませば聞こえてくる
川、沢の水の音・・・
慣れてくると特に気にしなくなってしまいますが、
ふと気づいて、あぁ~癒されるな~と感じたりします。

そんな水に恵まれた岩泉町ですが、最近舌が肥えてきて、水道水では満足できなくなってきました。
美味しいお茶を飲むにはやっぱり湧き水そのものかな?
と思い、最近は町なかからも車で10分ほどの湧き水通いがはじまりました。
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ここは本田地区にある天王水。水に恵まれた町だからこそ、
入り口には祠があり、大事にされています。
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迫りくる崖と岩肌の下から、天王水は湧き出しています。
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こんこんと湧き出てくる様子がわかります!
この水でお茶を入れると、とっても滑らかな感じがしておいしいです。

ここ以外にも岩泉町には湧水がたくさんあるようなので、
現在、岩泉町湧水マップを作成中です。天王水の場所も確認できます。

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by kyounoinaka | 2016-03-14 09:18 | ●地域情報 岩泉湧水めぐりマップ