分校日記
2011年 07月 09日
分校ハンターRYOさんに刺激されて、
「道の駅三田貝(みたかい)分校」に行ってきました。
旧三田貝分校跡地に立てた新しい道の駅ですが、楽しい小道具がたくさんあります。
児童数1000人を越える大規模小学校を卒業した私には、
「分校」という言葉には不思議な憧れがあります。
子どもの頃、音楽室には幽霊がいて、夜になるとピアノを弾く、という噂を信じていました。
だから壁に貼られたショパンやベートーベンの肖像画が恐ろしくて、
鼻の穴に画鋲を刺したり、チョビ髭を描きました。
授業中はコンパスやカッターで机に穴を開けるのが仕事でした。
女の子は手紙を書いて友達にまわすのだけど、
途中で私が読んで怒られました。
柔道を習っていた彼女の平手打ちは恐ろしく痛かった。
誰もいない黒板には、先生の悪口や相合い傘が必ずありました。
あの子は今どこで何をしているのかな?
きっと美人で優しくて料理の上手な女性になっているに違いない。うん、そうだ。
いいなぁ、分校にいると、遙か昔の少年に会えるような気がするよ。