「虫がつかない。」その後
2011年 07月 17日
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せっかくいただいた貴重な安家地大根と地カブを無駄にしてしまったかと、
私なりに後悔したり、反省したり、開き直ったりしました。
それぞれ一株だけ植木鉢に植えたこと、
しかも、周りに草花のない事務所脇に置いたことが間違いでした。
半ば種採りを諦め、でもリンゴ農家が人工授粉をしていることを思い出し、
安家地大根と安家地カブもそれぞれ人工受粉することにしました。
小さな花を見つけては人差し指で「チョンチョン」し、また別の花に「チョンチョン」する毎日。
おじさん(私のこと)が壁際でしゃがみ込み、花と戯れる姿はいかがなものか?
しかし、そんな苦労もやがて報われるのです。
花が散った跡に莢がふくらみ始め、ついに種を採ることができました!
▲地大根の莢(種が入っています)、安家地大根、安家地カブ、莢から剥いた地カブの種
▼安家地大根の莢…おつまみではありません。
安家の人たちが先祖代々伝えてきた種を、私も伝えることができました。
それにしても、アブやハチやチョウチョの働きって大切ですね。
「さらばキンチョール!」って感じです。