種を伝える~地ウリ(其の一)
2011年 09月 23日
1.これが地ウリです。普通のキュウリの3倍ほどの太さで、「ぼてっ」としていますがとてもみずみずしく、昔は水筒代わりに山仕事に持ち歩いたそうです。収穫期を終え、茶色く枯れてから種採りをしますが、ツルからもいでから、数日間放置すると種が熟すそうです。

2.いよいよ包丁で「えいやっ!」と二つに切ります。枯れ果てていると思ったのに、包丁をあてると水分が飛び出し、部屋中に甘酸っぱい匂いが立ちこめます。(夕方の事務所で切ったので、大ひんしゅくです。)

3.次にスプーンで中の種の部分をすくいます。ワタごとくりぬいてしまえば良いのです。

4.これが種です。メロンのワタと同じです。(メロンもキュウリと同じウリ科ですから。)
これをビニール袋に入れて数日発酵させると、種とワタの分離がしやすくなるそうです。

くりぬいた果実の部分ですが、何だか美味しそうなので、カットしてお皿に並べて見ました。
さてそのお味は…

「まずいーっ!もう一本!!」
【続きは数日後のお楽しみ】