特選産直お買い物情報(マニア向け)
2012年 01月 21日
1.野菜の葉の粉
パセリ、ニンジン、赤シソの乾燥葉の粉です。
冬の料理は地味なものが多くなりがちですが、さっと香りや彩りを添えるのに最適です。ビタミン補給にもおすすめ。包装資材も手作りで、農家の方の丁寧な仕事ぶりが感じられます。
2.ささぎ
これはその昔秋田の豆問屋が持ち込んだ「てんこ小豆」と呼ばれるささぎです。
「てんこ」とは諸説ありますが、「天向」の字をあて、「天を向く」という縁起担ぎもあるそうです。(「ニッポン道の駅の旅」で知りました。)
秋田で昔から使われている赤飯用のささぎで、普通のご飯に混ぜて炊いても非常に美味しいです。ちなみに、豆問屋の情報だと、最近ではベトナム産がほとんどで、秋田でも消えつつある貴重なささぎだそうです。
3.くるみ
岩泉町では欠かせない食材で、クルミ味噌にして「ひゅうず」(郷土菓子)に入れたり、お正月のお雑煮ににも使われます。「クルミ味がする」とは「美味しい」を表す岩泉の表現です。
市販のクルミは輸入物の「洋クルミ」ですが、こちらは濃厚な味の「和クルミ」です。自分で剥きたい方は殻つきをどうぞ。
4.安家地大根の「干し葉」
欲しいときにはなかなか見つからない干し葉です。今日は安家地大根の干し葉がありました。凍み豆腐と一緒に「干し葉汁」がおすすめです。道の駅売店ではなんと「大崎豆腐店(安家)」の凍み豆腐も売っています。
5.干しどんぐり
秋に拾ったドングリを天日乾燥し、殻を剥いたものです。岩泉町を含む北上山地の村々では、昔はどこでも救荒食としてドングリを貯蔵していました。「ミズナラよりコナラがうんめぇな。」とばぁちゃんが言いますが、違いが判りません。
これからあく抜きをして食べられるようにするのは至難の業です。私にはできませんが、ぜひ学んでおきたい山の暮らしです。
万人におすすめの商品ではありませんが、興味のある方は是非お買い求めください。