厳寒の安家で、極上の凍み豆腐を拝む
2012年 01月 26日

飴色に輝く凍み豆腐に、思わず見とれてしまいました。
ここは岩泉町安家、日本一の清流・安家川の畔にある小さな豆腐屋さんです。
今朝の気温は-12度、お昼の気温は-4度、この寒さが最高の凍み豆腐を生み出します。

豆腐作りについては昨年11月14日の記事「伝説の豆腐屋を訪ねる」をご参照ください。
ひと釜で5升の大豆を炊き、20丁の豆腐ができます。(安家の豆腐は身のしまった「岩豆腐」です。)そして1丁の豆腐を6枚に切り、並べていきます。

岩豆腐といえども「豆腐」なので、気を付けないと崩れます。しかもできたて熱々なので、なかなかはかどりません。ばぁちゃんはさすが熟練の技、6枚まとめてつかむと手早く並べていきます。

きれいに並びました!
雀につつかれないように網をかけたら、あとは安家の寒気にお任せです。

【安家の凍み豆腐は、道の駅いわいずみで販売しています。】
5枚入り400円
10枚入り800円
※店内奥、壁際の冷凍ケースに入っています。
見つけにくい場所なので、わからない方は店員にお問い合わせください。
安家の岩豆腐についてもっと知りたい方は、こちらへどうぞ。
「レポート第3弾 あのなんす、安家の豆腐はうんめぇの!」
おまけの美味しい話。
1.湯葉
なめらかなのに弾力があり、大豆の甘みが詰まっています。贅沢に、一口でガブリ。

2.寄せ豆腐
ふわふわの豆腐がのどを滑り降り、体の芯まで温まります。南蛮味噌との相性も抜群。

いつまでも冬が続けばいいと思う今日の御馳走でした。