東京支局長喰い倒れレポート 「第8回ニッポン全国鍋合戦」
2012年 01月 30日
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「第8回ニッポン全国鍋合戦」というイベントに行ってきました。
冬の風物詩であり、日本全国・世界各国に存在する「鍋」。
地域ならではの食材や調理法、いろいろな食べ方がある「鍋」。
その鍋をテーマにニッポン全国の鍋自慢が集結し、来場者の投票で「鍋奉行」を決定するコンテスです。今回は「東日本復興支援」を盛り込み、売上より義捐金として協力するそうです。
天候は快晴でしたが風が強く寒かったです。12時頃会場に着くとすでに店前には行列ができ混雑してました。

事前に情報は入手しておりましたのでネットで検索し全部で44鍋の中目標10食の意気込みで早速散策開始。まずはコンテスト対象外でしたが殿堂入りの「鹿児島県産黒豚入りだんご汁」のブースにいってみました。
西郷さん?のようなおじさんが犬を連れて客引きをしてました!

鹿児島県産の黒豚使用の田舎味噌を使った豚汁に団子状のすいとんを入れた鍋でした。
ひっつみの味噌バージョンの感じで芋もジャガイモ・サトイモの他、鹿児島名産サツマイモも入っていてボリュームがありました。

隣のブースを見ると和光市の渡和の会で「大船渡のさんまつみれ汁」。
なんでも今回の大震災で繋がりをもったと・・・。
個人的にもさんまのつみれ汁は好物でもあり、すこしでも支援できればと思い2食目完食。

予想以上に一杯の量が多く消化させようとプラプラしていると。
なんかどこかで見たような方がおりました。
「くろちゃん登場」 The絆 ~この一杯~ 絆にこだわり追求し完成した鍋を食べていました!

くろちゃんとも別れ肉を焼く匂いに誘われて「源右衛門鍋(炙りチャーシューバージョン)」のテントまえに。かなりデカい鍋でつくってましたね。

香ばしい炙りチャーシューをのせた豚汁完食。(3食目)

次は「東北にぎわい 絆鍋」。(東京都練馬区・鶴金社中)
和光から東北を応援しよう!との、絆鍋で東北の食材を使い入れる具を選べる鍋。

わたくしは、福島市飯坂町の「ずんだ麺」と宮城県塩釜市の「笹かまぼこ」、そして三陸宮城産の「カキ」を選択。岩手・青森産のあべどりの出汁がきいていてうまかった。

非常に腹がいっぱいで、どうしようか迷っていたが、
先ほどまで行列ができていた昨年優勝の「武州煮ぼうとう」が空き始めたので5食目突入。
残念なことに腹が苦しく味が分からない状態。

もう限界域を超えている状況のため休憩。
みわたすと茨城県石岡市の「八郷名物しし鍋」に一番の行列ができていました。(奥のオレンジの幡まで)

このイベントは環境に配慮した「エコカップ」を使用して、ゴミの減量化と再資源化に取り組んでおり、
食べ終わったカップの内側のフィルムを剥がし、剥がした状態のカップと交換に投票券を渡されるシステム。

みなさん投票箱の前で悩んでました。

休憩の甲斐なく、目標10食でしたが半分の5食でノックダウン。
まだまだ食べたい鍋があったのだが・・・。残念です。
帰り際、約30社が鍋以外の物販をしている商工会のアンテナショップコーナーをみていると、なんか美味しそうな匂いに誘われて買っちゃいました。埼玉の酒「神亀のにごり酒」と「やきとり」を。

ノックダウンのはずが、すんなりと二杯入ってしまいました。不思議です。
風が強く出展社も大変だったと思いますが、みなさん2時頃には大体が完売となってましたので人はそれなりに入っていたんだと思います。呼び込みも盛んでなかなか面白いイベントでした。次回は10食完食できるように作戦を考えたいと思います。
※寒くて投票結果でないうちに帰ってきました。お許しくださいませ。
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素晴らしいレポートで、読んでいるとこちらも満腹になってきます。キム支局長のことですから、晩酌も欠かさなかったことでしょう。お疲れ様でした。
【参考】和光市商工会「ニッポン全国鍋合戦」
http://www.wako-sci.or.jp/nabe/index.html