「0.5秒間の風景」
2012年 01月 31日
今日は国道455号線を走るドライバーさんからお便りが届きました。
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「0.5秒間の風景」
毎日の通勤途中にこんな風景がある。制限時速50km/sで走っていても、たった0.5秒で通り過ぎてしまう風景。国道沿いなのに、あまり知られていないのかも。

夏の間は樹の葉に覆われ確認しにくいが、冬になれば樹々の向こうに滝があるのを容易に見ることができる。

冬の折り返しとなり、一年で最も寒い今の時期、滝は凍りつき、ひっそりと時間が止まったように春の訪れを待っている。
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私も凍りついた川に目を向けてみました。

生き物の気配も感じられないような氷の下で、ヤマメの群れが上流から流れてくる餌に食いついていました。

どんなに寒くても、目を凝らしてみると小さな命の営みがあって、巡る季節の不思議に気付きます。
「センス・オブ・ワンダー」とは、きっとこういうことなのでしょう。