「鵜鳥神楽」を見て考えたこと
2012年 02月 12日
私もこの公演を見学してきました。

「鵜鳥神楽」は岩泉町の隣・普代村に伝わる神楽ですが、岩泉町にも「七頭舞」や「鹿踊り」、「なにゃどらや」「さんさ踊り」など各地区ごとに様々な芸能が伝えられ、保存会によって若い世代に受け継がれています。
おそらく一つ一つの衣装や動きにも意味があって、風土に根差した物語が込められているのでしょうが、残念ながら私には理解できないことばかり。「鵜鳥神楽」の囃子を聞きながら、ぼんやりと、石垣島出身のグループ・ビギンの「島人(しまんちゅ)の宝」の歌詞を思い出していました。
「島人の宝」(3番歌詞)
僕が生まれた この島の唄を
僕はどれくらい知ってるんだろう
トゥバラーマも デンサー節も
言葉の意味さえわからない
でも誰より 誰よりも知っている
祝いの夜も 祭りの朝も
何処からか聞こえてくるこの唄を
いつの日かこの島を離れてくその日まで
大切な物をもっと深く知っていたい
それが島人の宝
将来この町を出ていくかも知れない子供たちに、郷土食や郷土芸能に触れる機会を、もっと増やさなくてはいけないなぁ、と思いました。

ふれあいらんどの皆さま、素晴らしい公演をありがとうございました。