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「いわて食材王国フォーラム」~岩手、そして東北から「食」による復興を!~ 其の一

一昨日の「食からはじまる地域づくり」勉強会に続き、昨日は「ホテルメトロポリタン盛岡NEW WING」で行われた岩手県主催の標記フォーラムに参加してきました。

フォーラムに集まったシェフは、奥田政行シェフ(山形「アル・ケッチァーノ」)、山﨑隆シェフ(青森「レストラン山﨑」)、赤間善久シェフ(宮城「シェ・ヌー」)、熊谷喜八シェフ(東京「KIHACHI」)など、テレビや雑誌で拝見する方々ばかりです。そして、このような素晴らしいシェフを惹きつける、岩手「ロレオール」伊藤勝康シェフがいました。
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「食の力」を信じて復興に立ち向かう料理人や、それを支える生産者の姿に圧倒され、無力感を感じたり、励まされたり、何とも複雑な心境です。
でも、わかったことは、地域の「食」と「農」を守り育む様々な取り組みに間違いはないということ。そして、行動を起こさなければだめだということ。岩泉町で頑張るしかありません。


ということで、少々長くなりますが、ご報告します。

初めに基調講演があり、岩泉町にも再三足を運んでいただいている農産物流通コンサルタント・山本謙治さん(“やまけん”さん)の登場です。
演題:「岩手の農林水産物の魅力~流通コンサルタントの視点で~」

岩手のみならず日本中を食べ歩いているやまけんさんならではの視点で、岩手には地域性豊かな食文化があり、そこにしかない食材や料理があること、これからは「環境・健康・倫理」を求める消費者が増えてくるが、岩手にはそれらを満たす食材がたくさんあることを紹介してくださりました。
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「こらからの岩手は食材と景観を中心にプロデュースするべきである。」
「食材の物語を発信し、伝える仕組みを作ることが大切。」
という言葉が強く印象に残りました。

ちなみに、やまけんさんのブログ「やまけんの出張喰い倒れ日記」は日本の食と農を知るための教科書と思って、できるだけ読むように心がけています。


次は「ロレオール」伊藤勝康シェフによる事例報告です。
演題:「岩手の力を信じて~丘の上の小さなレストランの取り組み」

店名である「ロレオール」は、後光という意味の言葉で、「食を通して多くの人に光(幸せ)を」という思いが込められているそうです。伊藤シェフは岩手の生産者に目を向け、地域の特色ある食材を生かした「岩手フレンチ」を生み出しました。
また、参加費50円の料理教室「キッズ・ダイニング」もライフワークの一つで、子供たちとコース料理を作り、郷土愛を育んでいるそうです。
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大震災発生。
この後のお話は、私にはまとめようがなく、スライドのコメントを転載します。
「私にできることは、料理」
「真っ先に来てくれたのは奥田シェフだった。」
「私たちは孤立した避難所を探して巡った。」
「岩手の現状を東京で伝えた。」
「生産者を支えるのは料理人だ、と300人を前に訴えた。」
「情報を発信し続けたら、全国からシェフが応援に来てくれた」
「仲間がいたからこそ、がんばってこれた」…
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この後、パネルディスカッション、交流会と続きますが、大長編になってしまいましたので、次回に続きます。交流会では「短角牛肉」「わさび」「食用ほおずき」など、岩泉の食材も大好評でしたので、お楽しみに。
by kyounoinaka | 2012-02-23 10:44 | ○復興に向けて