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機能的な美しさ!南部美夜之窯を訪ねる

豊かな自然に恵まれた岩泉町には様々な工芸作家がいます。
100円ショップが大人気の今日、手作りの品は高級品と思われがちですが、丁寧に作られたものは丈夫で長持ちしますし、使うほどに愛着がわいてきて、日々の暮らしが楽しくなります。

今日は小川地区にある「南部美夜之窯(なんぶみやのがま)」の工房を訪ねました。工房には作りかけの作品(商品)がたくさん並んでいます。
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窯の主・村木茂さんはこの道40年だそうです。

小川地区には昔、粘土の採掘工場があり、この粘土を使って龍泉洞を訪れる観光客にお土産物ができないか、と岩泉町では考えました。そこで、誰か元気のいい若者がいないかと探した時に、なぜか絵の上手な村木さんに白羽の矢が立ったそうです。
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「高校時代はコックさんになりたかったんだども、」
と思いつつ愛知県瀬戸市の訓練校に行ってみると、そこには年齢も性別も様々な人たちが集まっていました。
「立派な会社をやめて来た人もいて、みんな夢があって、いつの間にか焼き物の世界に惹きこまれてしまって…」
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学校を終えた後、さらに2年間瀬戸市の作家に弟子入りし、本格的に陶芸の世界で生きていくことを決意したそうです。

村木さんの作る作品は、シンプルで飽きのこないデザインが信条です。師匠の教えを受け継ぎ、「使いやすく庶民的な価格」であることを重視しているからだそうです。
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ちなみに、「美夜之窯(みやのがま)」は師匠の窯の名前で、群馬県には「上州美夜之窯」、三重県には「伊勢美夜之窯」、メキシコには「メヒコ美夜之窯」など、各地で兄弟弟子がご活躍しているそうです。

南部美夜之窯の作品は、ぜひ道の駅いわいずみ・三田貝分校でお買い求めください。
うれいら通り商店街の「手しごとや」でも販売しています。
by kyounoinaka | 2012-03-08 16:04 | ■活動 岩泉町物産振攻会