北海道えりも町「えりも地域力発掘協議会」被災地支援活動 其の一
2012年 03月 24日
協議会のメンバーには、宮古出身で実家が被災した方がいました。また、おじいさんが山田町出身の漁師さんもいました。この炊き出しに、当社3名で参加しました。
岩手の方に負担をかけたくないと、トラックに全ての食材と、テントや鍋などを積み込み、夜行のフェリーで来てくれたのです。漁協女性部のおばちゃんは、前日沖縄視察から帰ったばかりだそうです。
特製のコンロ。一鍋100人前。慣れた手つきで準備を進めます。
…が、ここで私は退場し、神奈川と福島のお客様を迎えます。雪の降る中、何も協力できず申し訳なく、また、皆さんが食べに来てくれるかちょっと心配しつつ、我が上司とマラソンマンに後を託します。
数時間後、上司から炊き出し終了のメール。大鍋に作った「三平汁」「カニ汁」が、たった1時間でなくなったとのこと。夜、「えりも地域力協議会」の宿舎「龍泉洞温泉ホテル」に向かいました。
えりもの皆さんの言葉。
「実際に来てよかった。」「ありがとう。」「勇気をもらった。」「我が身のことと思った。」「美味しかったよ、と言ってくれる優しさを感じた。」「1度で終わらせてはならない。」「直接顔を合わせることが、どれほど大切かわかった。」「何をすればよいのかわからなかったが、とりあえず行動してよかった。」…
えりもの皆さんの言葉は、胸に響きました。私は、何もしていないなぁ。
※宮古市社会福祉協議会 生活復興支援センターの皆様の多大なご協力に感謝いたします。