博学の父帰る。そして話し始めると…
2012年 05月 13日
父の世界はとても広く、世の中のあらゆる話題に対応する。
だから岩泉に帰ると、話し出したら止まらない。話したいことが山ほどあるのだ。

実際のところ、父は若き日に世界中を渡り歩き、特にオーストラリアとフィンランド、シンガポールに精通している。今でも日本各地を渡り歩き、行く先々で岩泉の話をしているらしく、最近では寝言でも岩泉のことばかり。奥様は少々あきれている(らしい)。
でも秘かに私は、父の話に多くのホラ話が含まれていると思っている。
だから先日ばぁちゃんのところへ連れて行った。

初めて食べるどんぐりまんじゅうに、さすがの父もうなった。
「これはうまい。初めて食べる味だ。」
父の話題から「岩泉」が消え、生まれ育った静岡の話が多くなった。このあたりの切り替えはさすがだ。

仕方がない、岩泉のミズバショウでも見せてあげよう。
(日曜日の戯言でした。)