ようこそ、「お皿の外側」レストランへ
2012年 05月 26日
スローフード岩手が主催するこの不定期レストランは、実に2年ぶりの開店です。
食事に先立ち、NHK-BSで今年1月に放送された、「ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅 牛が作った森の花園~岩手県岩泉町」の上映です。

さて、今回は宮古市、久慈市と岩泉町から、定員の15名様にご来店いただきました。年齢も職業もバラエティに富んだ15名ですが、テーブルを一つにし、みんなで楽しく食べることがフォーリ・ピアットのルールです。
初対面の方もいましたので、簡単な自己紹介を行い、和やかな雰囲気の中で料理が運ばれてきました。今回は「『昭和』の時代の日本の洋食」がテーマ。
・オムハヤシ(オムライス×ハヤシライス)…短角牛スジ肉入りデミグラソース
・ベビーホタテのスープ…ホタテの旨味と塩のみで味付け
・ほんだらばクリームソーダ…緑のソーダにアイスクリーム
・特製チーズケーキ…濃厚チーズを惜しみなく使用

・気ままにコーヒー…普通のコーヒーでしたけど
「93歳になるおじいさんは、盛岡に行くたびに公会堂地下のレストランでクリームソーダを飲むのが楽しみでした。」とお客様が思い出を話してくださりました。
また、食事の終わりに行ったシェフの御礼の挨拶も、とても印象に残るものでした。
★★★
温かい手作りの料理は生きる力になります。
料理の背景には、食材を生み出す生産者や加工者、料理人がいます。
ともに食べる仲間がいれば、料理は一層美味しくなります。
スローフードレストラン「フォーリ・ピアット」は、どなたでも参加できる気軽なレストランです。またいつか思い立ったら開店しますので、その時は食べに来てくださいね。
レストラン「フォーリ・ピアット」名ばかり店長より