再び、安家地大根の種を採る話
2012年 06月 13日
なぜ何度も「安家地大根」の話題が出てくるかというと、地域で長い年月をかけて進化し、受け継がれてきた種が目の前にあり、未来に向かってその種をつないでいることに、大きな喜びを感じているからです。
安家地大根の種を託してくれた安家地区の古老に感謝。そして、伝統野菜の素晴らしさを教えてくれた「アル・ケッチァーノ」奥田政行シェフや「ロレオール」伊藤勝康シェフに、いつか立派な安家地大根を届けるために。
▼莢がいい具合に膨らんだので、プランターから大根を引き抜きます。
▼大根からもしゃもしゃと芽が伸びています。
▼最後の花が残っている頃に抜くのが良いそうです。
▼一つの莢に入っている種はたったの2~10粒。
▼頭の先から切り落とし、軒下で乾燥させます。
▼養分を種に託した大根は、食べても美味しくありませんが、ご立派です。
プランターに残る安家地大根はあと5本。安家地区の物語がつまった種を、たくさん採りますからね。