夏到来!わさび加工開始
2012年 06月 27日

「あれ?ワサビ田はどこ??」
と思った方、なかなかのワサビ通です。信州や伊豆、奥多摩地方では「ワサビ田」での栽培が有名ですが、岩泉のワサビはカラマツ林の林床や畑で栽培されています。

岩泉町でも昭和50年代には約20ヶ所にワサビ田が作られたそうですが、山が急なために大雨で流されてしまい、やがてワサビ田は放棄されてしまいました。

しかし、昭和59年頃から林の中でわさび栽培が行われるようになりました。このわさびは、主に茎を利用する「畑ワサビ」で、現在では練りワサビの原料として日本一の生産量を誇っています。

加工は9月中旬まで続きますが、7月下旬から8月上旬のピーク時には、6トンもの原料が集まり、次々と加工していきます。コンテナ1つは20kg、本日の入荷は約3トンです。

ワサビは辛いイメージしかないかも知れませんが、当社で扱う「本ワサビ」には、ほのかな甘みが感じられます。岩泉町のワサビ、美味しいですよ。
