スリランカ視察研修報告 第4日目
2012年 10月 28日
紅茶の産地として有名なヌワラエリヤに行く途中、大渋滞につかまりました。大勢の人波はお寺に向かう参拝者の行列なのだそうです。

ヌワラエリヤは『リトルイングランド』と呼ばれるイギリス領時代から、避暑地として人気があります。日本の軽井沢のような感じです。もともとはコーヒーの産地だったそうですが、病害でコーヒーが作れなくなり、イギリス人によって紅茶の栽培が始まりました。

このあたりは標高1,800mの山岳地帯にあり、気温は13度ほどです。昼夜の温度差が大きいため、渋みと甘みがバランスよく含まれるお茶が育ちます。

紅茶は、「茶葉の仕分け」→「乾燥発酵」→「揉みこんで茶葉をほぐす」→「ふるいにかけサイズを分ける」の行程によってできあがります。大きなものほど高価なようでした。
▼茶葉を砕く機械

紅茶工場を後にし、標高2,000mにあるニュージーランドファームへ向かいます。雨風が強く、寒さを感じました。
牧場には約900頭のホルスタインがいましたが、敷地の割には頭数が少なく感じました。

直売所でホットミルクとヨーグルトを頼みましたが、日本と変わらず、美味しくいただきました。牧場ではヤギも飼われていました。

今夜の宿はヌワラエリヤグランドホテルです。建物も家具もイギリス風の作りで高級感があり、日本から同じ飛行機で来た旅行者が泊まっていました。夕食はバイキング形式です。

部屋に戻りテレビをつけたところ、懐かしい「ハットリ君」が放送されていました。

(つづく)