12月17日「安家地大根の料理を楽しむ会」開催
2012年 12月 13日
ならばもう取り扱いをやめてしまえばいい?
それとも条件の良い畑で大規模栽培をして、全国に売り出せばいい?

そんな疑問が頭に浮かぶたびに、医学博士でもあり、数十年も前から「食文化伝承の意義」を唱えてこられた及川桂子先生の言葉が思い出されます。
農薬も化学肥料もない時代から、岩泉町の風土の中でたくましく生きてきた安家地大根は、貯蔵性が高く、寒冷地の冬の食生活に欠かせないもの。
大切だから、守る。
地域の風土に根差した安家地大根を扱う理由は、とてもシンプルなことなのかも知れません。

12月17日、岩泉町安家地区の一軒宿「かむら旅館」にて、「安家地大根座談会/安家地大根の料理を楽しむ会」を開催します。
「安家地大根収穫祭」のような、楽しい食事会になりますよ。
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「安家地大根座談会/安家地大根の料理を楽しむ会」
主催:安家地大根保存会、スローフード岩手、岩泉農業改良普及センター
日時:12月17日(月) 座談会10時半~ 楽しむ会 12時~
対象:安家地区の安家地大根生産者、安家地大根の振興に興味のある方
定員:楽しむ会30名 あと2~3人で定員となります。
参加費:座談会…無料、楽しむ会…1,000円
お問い合わせ:スローフード岩手事務局(当社) 0194-22-4432