「危機に備える食~食糧保存の知恵と技」
2012年 12月 30日
第1章 保存食の作り方とその利用
山菜や木の実・キノコ、雑穀類、寒さを利用した保存食など
第2章 美味しく食べる技~家庭で作る調味料
「南部玉味噌」「すまし」「しょうゆ豆」、麹作りやクルミやエゴマを使った調味料作り
第3章 年中行事の中で食べる保存食
代表的な料理の作り方とその云われ
第4章 おばぁちゃんの教え
「暮らしの中で身に付けた“もったいない”の教え」
「なぜ昔の種を守るのか」
「開拓時代の思い出」 など

▲サトウカブ
今はほとんど見られなくなりましたが、ある農業青年が大切に種をつないでいます。
来年は食糧保存技術を記録し伝えるために、地域の高齢者から聞き書きをし、何らかの形にまとめようと計画を練っています。
電気やガスに頼らない暮らしの技術が、岩泉町にはたくさん残っています。これこそ、ここで生きてゆくための大切な宝物。大震災で目の当たりにした、失ってはならないもの。原発に頼らない社会に必要なもの。
何も知らない私たちに、いろいろ教えてくださいませ。