凍み大根づくり~その1~
2013年 01月 09日
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年はじめての岩泉での出会いは安家川中腹のおばあさん♪
凍み大根づくりを教えてもらいました!
お宅にうかがうと、すでに仕事が始まっていました。
早朝にご主人が大根を堀りあげ、
おばあさんと二人皮むきをしていました。

大根は、手のひらサイズの大きさに切って、大きなものから沸いた湯の中に入れます。
煮上がりのタイミングが大切。
おばあさんの家では、固いところが残らないよう、
そして、やわらかすぎないように煮ます。

煮上がったら湯から上げ、大根の皮の上に広げます。
この作業を行うと、あつあつの大根が早く冷えて次の作業がしやすくなるそうです。

大根があついうちに、『フジ』のつるを大根に通します。
冷めると身がしまって、つるが通しにくくなってしまうためです。

↓↓↓ ※『フジ』・・・つる植物の「クズ」のこと。岩泉では、『フジ』と呼ばれています。

そうして、昔から受け継がれた“凍み大根用結び”で『フジ』づるを結わいて

流れが止まない、山から引いた清らかな流水に浸します。

今はまだ紅色ですが、3~4日水に浸しておくと紅色がすうっと抜けていくようです。
来週の様子が楽しみです♪