いわいずみ短角牛の子牛誕生シーズンです。
2013年 03月 17日
早春の大川沿いを、なにかこう、わくわくしながら車を走らせます。
そろそろ、ばっけ(ふきのとう)が出てそうな気配を感じます。

いろいろなものが輝いて見えます。

ひと昔前は、こんな雪解けの時期に、集落の背後の山の草地(短角牛の餌を刈り取る場所)や、大川の河川敷の手入れのために、火入れがあちこちで行われていたそうです。

この日、いわいずみ短角牛の子牛たちに会ってきました☆
休息のとき。

おっぱいを飲んでいたり。

思い思いに、好みの場所を見つけてみたり。

目ヂカラ抜群ですね。アイドルのたまご発見。

このあと、それぞれ親牛にちなんだ名前などが付けられ、短角牛の正式な品種名である「日本短角種」として登録されることになります。
でもとりあえずの名前は、みんな「チビ」だそうです(笑)
短角牛を沢山飼っている方に聞いたところ、短角牛の出産は比較的スムーズで、今年は今のところ夜中に立ち会うような難産は無かったとのことです。とは言え、忙しい時期を迎えています。
別の方のところでは、いま出産が済んだ牛は全体の3分の2くらいのところ、だそうです。もう少し、出産ラッシュが続きそうです。
さらに大川をさかのぼり、別の方のところでは、ハウス栽培の小松菜やホウレンソウの出荷が始まっていました。
短角牛は、このように牛の飼育と、農耕や山仕事など、様々な生業の組み合わせの中で活かされてきました。
岩泉は農耕に向く平坦な土地は少ない代わりに、山のてっぺん付近には放牧に適した土地に恵まれていますから。
土地を、様々な形で、有効活用しているのです。
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きっしー