小さな生活
2013年 03月 22日
それにしても「きっしー特派員」の「岩泉まめつぶ商店」レポートは興味深い。普段見過ごしていた「まめつぶのような小さなお店」に、地域の「大きな物語」がたくさんあって、その物語を知ることで、改めて岩泉町の魅力に気付かされます
近年は日本中の地方都市に大型ショッピングセンターができて、車さえあれば田舎生活に不自由を感じることはなくなりました。ましてネットショップでなんでも買える時代です。
でも、本当に豊かな暮らしって何なんでしょう?大量に買って、大量に捨てる生活が、いつまでも続くわけがない。丁寧に作られたものを愛着を持って使うこと、馴染みのお店で自分に合った買い物をすることこそ、質の高い暮らしなのではないかと思います。
そして本当に良いのもは、すぐにはできない。季節の流れの中で、スローに育まれる食や暮らしこそ、都会ではまねのできない、岩泉町の暮らしの魅力なのでしょう。
ファーストフードもショッピングモールも便利で魅力的。でも、岩泉町ならではの、「スロー」で「スモール」な暮らしの良さも、大切にしていけたらいいですね。