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岩泉町、最盛期の養殖ワカメ収穫作業を見学する

首都圏で「龍泉洞の水」など当社商品をお買い求めいただいているお客さまから、時々三陸漁業の復興を願うメッセージをいただいています。まだまだ津波の爪後は大きく残っていますが、それでも海の町では今できることを精一杯頑張っています。

震災から25ヶ月、最盛期を迎えている養殖ワカメの収穫作業を見学するため、小本地区の漁港へ行ってきました。
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養殖ワカメの収穫は3月中旬に始まり、4月末頃まで続きます。恥ずかしながら、ワカメの収穫作業を見学するのは今回が初めてです。ほぼ毎日のように食べているワカメに対して、なんて失礼なことをしていたのかと反省しました。
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すでにワカメは船から荷揚げされ、シートの上に並べられていました。漁師さんたちの動きは全く無駄がなく、質問に答えてくれる時にも手際よく作業を続けています。そして、農業と違い、役割分担をしてチームで仕事を片づけていることを知りました。
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ベテランの女性陣が選別したワカメを、若い漁師さんが塩水でボイルし、茶色かったワカメが鮮やかな緑色に変わると冷却水に移します。
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冷却したワカメをメッシュの袋にあけて水を切り、トラックで別の場所に運んだ後、塩蔵して市場に出荷するのだそうです。小本のワカメはとても品質が良く、なんだか誇らしい気分になりました。
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小本地区ではワカメの養殖棚は復旧し、漁船もほぼ元通りに戻りました。漁港や施設の復旧はもう少し先になりますが、美味しい海産物を私たちに届けてくれることに、感謝感激です。
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岩手の豊かな海が、ますます好きになりました。春はワカメの季節、旬のワカメをいただきましょう。(私は大好物のメカブをいただきます。)
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★海のこと、漁業のことを知って、三陸の海産物をみんなで食べましょう。
by kyounoinaka | 2013-04-11 07:43 | 復興に向けて