森のわさび園で心まで清々しく~畑わさびお花見会報告
2013年 04月 28日
4月27日「畑わさびお花見会&花芽わさび料理教室」、まずは「まこと農園」さんを訪ねた「生産圃場編」を報告いたします。
葛巻町出身のマコトさんがわさび生産のため岩泉町で就農したのは平成22年のこと。出荷をするのは今年で3年目ですが、奥様とともに少しずつ栽培面積を広げてきました。当初はササに覆われていたこの森の中を整備し、これほど手入れの行き届いたわさび園にするのは、大変な苦労があったのではないかと思います。
▼左上がササ原、右下がわさび園です。
「畑わさび」の収穫時期は6月中旬から9月下旬ですが、今の時期は花芽を収穫し、出荷しています。花芽を摘むことで夏に収穫する茎や根の生育を促すのですが、株を傷めないように丁寧に花芽を摘まなくてはなりません。足腰の痛くなる重労働です。
とはいえ、「お花を摘む」という行為は、おばさまたちを少女に戻します。マコトさんが畑の一部を「花芽摘み体験」に用意して下さったので、注意事項を守り、慎重に花芽を摘んでいます。(この様子がNHKお昼のニュースで放送されました。)
わさびは根も茎も葉も花も、全て食用に利用することができます。そして、食べて美味しいだけでなく、わさび園の風景そのものが、身体に優しくしみ込んでいきます。
岩泉町は日本一のわさびの町。わさび大好き。いつもココロにわさびを。
★岩泉町の森のわさびは、出荷用に栽培しているものです。無断で収穫したり、畑に立ち入ることは控えていただきますようお願い申し上げます。(どうしても見たい方は、関係機関や生産者にご相談ください。)