あまちゃんの故郷「袖が浜」でヒロシのように海を眺める
2013年 05月 31日
そこで、岩手の観光に多少なりとも携わる者として、あるいは一ファンとして、「袖が浜」(小袖海岸)の様子を見に行ってきました。土日祝日は一般車両(観光客)の通行制限がありますが、平日はマイカーでOKです。
4年前にこの海に来た時は、地元の軽トラ以外ほとんどすれ違う車もなかったような気がしますが、今は平日にも関わらず、多くの車が走っています。県外ナンバーやレンタカーも目につきます。
小袖海女センター手前の駐車場に車を停め、露店のおばちゃんとおばぁちゃんに話を聞きました。普段当たり前に見ていた風景が、全国に知られるようになり、さらに多くの人たちが訪ねてきてくれることに、とても驚いていました。ヒロシ(小池徹平さん)が働いていた監視小屋があると教えてくれたので、まずは監視小屋から港を眺めることにしました。
急坂を登らなくてはなりませんが、北三陸の海を一望することができます。どうやらロケ用ではなく、本物の監視小屋のようです。
港に降りると、久慈市のキャラクター・あまりんのキッチンカーがあり、観光協会の方(?)数名が「まめぶ汁」「豆腐田楽」「磯ラーメン」などを販売していました。明るく朗らかで、気持ちのいい方々です。
GWの最盛期には、一日で2,700人もの観光客が来たそうです。バスが40人乗りとすると67台分、朝8時から18時まで10時間営業とすると1時間に6.7台、9分おきにバスが着くというものすごい状況ですね。
せっかくなので灯台まで歩いてきました。堤防に登りたいところですが、「立ち入り禁止」の案内があります。憧れのロケ地でも、漁師さんにとっては大切な仕事場ですから、ルールを守らなくてはなりません。
振り返るとこんな眺め。右の山の上に見える白いのがヒロシ君の監視小屋です。
いよいよ本場の「まめぶ汁」(300円)をいただきます。
うんめぇ!今にも海からアンベちゃん(片桐はいりさん)が出てきそうです。
ロケ地を見て楽しんだら、地場のお土産を、小女子とだし昆布を買いました。地域にお金を落とすことで、「袖が浜」の海の暮らしや海女の文化を少しでも支えていけたらいいなぁと思います。
さぁて、ますますドラマが楽しみになってきました。
「北三陸市」にお越しの際は、ぜひ岩泉・龍泉洞にもお立ち寄りください。
※小袖地区においても、震災により漁港は甚大な被害を受け、1名の方が命を失われたそうです。