岩泉工芸の晴れ舞台「岩手・岩泉クラフト展」INはっち
2013年 06月 12日

八戸といえば漁業と屋台と朝市の町。300を超えるテントが並ぶ日本最大級の朝市「館鼻岸壁朝市」で朝食をとり、JR八戸線「鮫」駅に車を停めて会場に向かいました。

2011年にオープンした「はっち」は、八戸の暮らしと手しごと知るための「入り口(ポータル)」となる「博物館(ミュージアム)」。1階「はっちひろば」がクラフト展の会場です。

八戸市をはじめ青森県の皆さんに岩泉町の素晴らしい工芸品を展示即売するために開かれましたが、会場に入ると家具や陶芸、ドライフラワーや革細工の美術館のようです。

普段「道の駅いわいずみ・三田貝分校」で販売している商品も、晴れ舞台に登場し、なんだか誇らしげな気分。

新聞2紙で取り上げていただいた上、初日には地元FMラジオの生放送に出演したこともあり、クラフト好きな八戸市民がたくさん足を運んでくれました。1時間近く作品を眺めていたり、作家と意気投合してランチに出かけたり、とても良い雰囲気です。

階上に上ると、八戸の海の暮らしやクラフトを楽しむことができます。

「はっち」はどこを見ても展示がとても上手。使い込んだ漁具がオシャレなインテリアとなり、「デコトラ(デコレーショントラック)発祥の地は八戸だった」という雑学に「!」マークをつけたり、お客さんが喜ぶ見せ方が素晴らしい。

「南部裂き織り」コーナーには伝統の風格があり、郷土芸能「えんぶり」を再現した人形は愛嬌たっぷり、八戸市民には懐かしい地サイダー「みしまサイダー」も、初めて知る人には洗練された飲み物になっています。

「岩手・岩泉クラフト展」は、3日間の会期をもって終了しましたが、これらの作品は道の駅いわいずみ・三田貝分校、うれいら通り商店街「横屋手しごとや」、そして各工房でお買い求めいただきます。
詳しい情報をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。八戸からのお客さまも大歓迎です。
【岩泉町物産振攻会】事務局(㈱岩泉産業開発) 0194-22-4432
「はっちブログ」にもご紹介していただきました。
http://hacchi.jp/blog/2013/06/2013917.html
~~~~~
帰りもJR八戸線に乗って「鮫」まで帰り、そこから車で白井海岸・種差海岸の素晴らしい海を眺めて岩泉町に戻りました。「岩手・岩泉クラフト展」は来年も開催予定です。