山村を彩る真っ赤な作物~アマランサス

夏の畑でひときわ目を引く作物は、南米原産のアマランサスです。
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ヒエ・アワ・キビと同じように、岩手を代表する雑穀として全国に流通しており、岩泉産のアマランサスも関東地方の生協や関西の自然食品店に出荷されています。

アマランサスはインカ帝国の時代に、太陽神の象徴として栽培されていたそうですが、畑で稼ぐばぁちゃんたちにとっても、空に向かって真っ赤な穂を広げるアマランサスは元気の象徴なのかも知れません。
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岩泉町で栽培されているのは、主にヒポコンドリアクス種(写真上)ですが、時々白い穂をたらすカウダアタス種(写真下)にも巡り合います。カウダアタス種は仙人穀とも呼ばれ、明治初期に東北地方に導入されましたが、あまり普及しませんでした。
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と言うことが、「別冊現代農業 農家が教える雑穀・ソバ」に書いてあります。この本の表紙を飾るのは、なんと岩泉町大川地区のヒエ畑です。

アマランサスは真っ赤な穂を握ると手に種がつくようになったら収穫し、砂や異物が混ざらないよう脱粒・選別します。(これが至難の業です。)
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こうしてカルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラル分や食物繊維を豊富に含むアマランサスが、収穫できるのです。(8月下旬頃から)
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アマランサスは少量をご飯に混ぜて炊いたり、パンやクッキーの生地に練りこんでも美味しく食べられます。毎日食べることで、骨粗しょう症の予防にもなりますよ。

岩泉産アマランサスのお買い求めは、道の駅いわいずみ・三田貝分校でどうぞ。
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by kyounoinaka | 2013-07-30 12:20 | ◎もの 岩泉まめつぶ農園…各地の畑から