「牛肉サミット2013」決戦前夜、「静のサミット」で短角牛肉の素晴らしさをPR
2013年 08月 27日
打ち上げの会場はもちろん、京都市内にある「和牛焼肉 南山」さんです。

「南山」さんでは「短角牛」「近江牛」そして短角牛と黒毛和牛の交雑種「京たんくろ和牛」の3種類の和牛を、それぞれ産地(生産者)から1頭丸ごと買い上げ、それぞれの「お皿の外側(生産の背景)を伝えながら各牛肉・各部位ごとに最も美味しい食べ方で提供しています。

テーブルにおかれたファイルには、岩泉町を訪問した際の様子や、岩泉町長との記念写真が紹介されていました。
「頭数の激減した短角牛を食べ支え、みちのく岩手のふるさとの文化と 牛が耕す山の美しさを 守りたいと思っています。」

サミットの報告に入る前に、岩手から遠くはなれた京都の地で、これほど熱い想いで岩手を、そして短角牛を応援している焼肉屋さんがあると言うことを、ご報告しておきます。特に震災後の多大なご支援には、感謝しても感謝しきれないほどです。
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3年目の開催となる今年は、決戦の前夜(23日)に各牛肉の魅力をPRするプレイベント「静のサミット」が「琵琶湖ホテル 瑠璃の間」で行われました。

「静のサミット」では、各出展者がそれぞれの牛肉に込めた思いを壇上でPRするとともに、自慢の牛肉ステーキの食べ比べを行いました。

「神戸牛」「松坂牛」「信州プレミアム牛」などの霜降り牛肉が並ぶ中で、ほどんどサシの入らない短角牛肉は、見るからに健康そのもの。なぜ短角牛はサシが少ないのか、なぜ「南山」さんが赤身肉にこだわるのか、そして短角牛の産地(岩泉町)の現状を、楠本社長がわかりやすくご紹介してくれました。

「短たんくん」はホテルロビーで「ぎゅうっとちゃん」と仲良く記念撮影。窓の外では激しい雨が降り続いています。
(「動のサミット」報告へつづく。)