ゴマと言う名の命~ゴマ収穫の記録
2013年 09月 21日
収穫は、株を引っこ抜くだけです。土をつけないように気をつけなくてはなりませんが、先日の台風による強い雨で、表土が跳ね上がっています。(後で選別・調整が大変!)
「ゴマ塩弁当」「ゴマせんべい」「ゴマ和え」など、日本人の食生活に欠かせないゴマですが、現在ではそのほとんどが輸入物で、自給率は1%に満たないそうです。
この小さな莢(さや)の中にゴマがあります。「開けゴマ!」と叫んでからナイフを振り落としました。(乾燥すれば自然と開きます。)
ゴマから生まれたゴマ太郎。スーパーでは「白ゴマ」「黒ゴマ」「金ゴマ」などありますが、岩手のような寒冷地では黒ゴマが適しているそうです。
こうやって見ると、ゴマ粒は「ゴマ」という作物の「種」であることを実感します。
「種」とは、すなわち「命」です。未来へ命をつなぐため、「種」には太陽と大地のエネルギーが蓄えられています。だからゴマは自然食品・健康食品なのでしょう。
ついでに報告しておくと、「黒モチとうもろこし」も種をつなぐことができました。
来年は岩泉町の特産品にできるように、たくさん播いて大儲けしましょう。