本日は短角牛の〇〇です。
2013年 10月 26日
早速我が家の「宝箱」から大切な思い出の品を探し出しました。それが、こちら▼。

巻きそこないのアンモナイトのようにも見えますが、「いわいずみ短角牛」の角です。自分の頭に付けてみると右角だとわかります。年輪のようについた筋は、出産の印で、これを数えると何産したかがわかるそうです。(と言うことは、メス牛の角です。)
そして見てください!

これは人間が除角(じょかく=牛や人の安全のため、生産者が角を切り落とすこと)したものではなく、何かの拍子に「スポッ!」と抜けたものなのです。
人間に例えるならば、「爪が剥がれた」ようなものなのかも知れません。ごく稀に短角牛放牧地に落ちているそうですが、数年前に岩泉町の短角牛の達人にお願いをして、見つけてきてもらったもの、正真正銘の宝物です。お酒を入れて飲むことだってできます。(まだやったことはありません。)
ついでにこちら▼もお見せしょう。

さらに感動的な逸品、ツキノワグマの牙です。なんと美しい光沢、野性の輝き。間違ってもこんな牙で襲われたくはないと実感します。そして、自然を畏れ、敬いながら、深い森の中にツキノワグマを追うマタギの勇敢さに、思いを馳せるのです。
今日も女性ファン(?)には大ひんしゅくですが、これも「田舎の出来事」とご了承ください。