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「ときをためる暮らし」と「豆料理」の本

先日訪問した先で興味深い本をご紹介いただき、気になって取り寄せました。

1冊目はご近所で見せていただいた本。都市計画がご専門の元大学教授・津端修一さんと“キッチンガーデナー”として知られる津端英子さん、ともに80代のご夫婦の聞き書きです。
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「僕らは『だんだん美しくなる人生』をめざしてやってきたんですよ。」という言葉で始まるこの本は、土を耕し、シンプルで丁寧な暮らしを営むお二人の暮らしが、それぞれの「ききがたり」というスタイルで書かれています。

「自給でね、貧しいものを食べていると思ったら、大間違いですよ。最高級のものを食べて、最高級の暮らしをしていると、僕なんかは思いますよ。」

まだ冒頭しか読んでいませんが、修一さん・英子さんの生き方が、岩泉町の暮らしの豊かさを気づかせてくれそうです。

「ききがたり ときをためる暮らし」 自然食通信社 1,800円+税

2冊目は、短角牛関連で訪ねた盛岡で見せていただきました。
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表紙の豆だらけの写真が印象的で、さらに「長谷川商店」というお店の名前が気になって録画した番組を見直したところ、やはり番組に登場していた長谷川さんのお店でした。

北海道 豆と開拓者たちの物語」NHKBS 2011年1月放送
※「2011年度ATP賞テレビグランプリ、最優秀賞(ドキュメンタリー部門)受賞」の素晴らしい番組です。

この「豆料理」の本には、基本的な豆の料理方法だけでなく、「在来種の豆」の魅力もたくさん詰まっていて、ますます岩泉町の多様な豆が愛しく感じられます。

「べにや長谷川商店の豆料理」 株式会社パルコ 1,600円+税
※「べにや長谷川商店」 http://beniyahasegawa.cart.fc2.com/

どちらの本もインターネットの古本書店で購入しました。便利な世の中です。

(おまけ)
岩泉町の在来種の豆「青平豆」と「黒平豆」です。
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豆食べて長生きしましょう。
by kyounoinaka | 2013-12-12 08:45 | 取るに足らない話