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★「今日の田舎」1,000日更新★

株式会社岩泉産業開発の公式ブログ「今日の田舎」が本日をもちましてたぶん1,000日連続更新となりました。今日は編集長のインタビューを掲載します。

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まずは1,000日間続けてきたことについて一言お聞かせください。

 特別固い決意があるのではないですが、積み上げてきた日々が1,000日になったということについては、一区切りだなぁと思います。
 ブログを担当した当初は、記事を見つけることも文章を書くこともトレーニングと思って頑張っていましたが、今では魅力的な話題がたくさん見つかって、記事にできないことがあるほどです。
 ただ、最近はある程度の「手抜き」ができるようになって、新鮮味が失われているかも知れません。


それにしても休みなく続けることは大変では?

 正直に言えば面倒だと思うときもあります。忙しいときは前日の夜や早朝に記事を作ったり、週末や出張前には、2~4日分の記事を作って「予約投稿」することもあります。情報はスピードも必要なので、イベント報告などは翌日には記事にしておきたい。
 ただ、「こんなことばかりしていていいのか?」という負い目もあって、短時間で仕上げるようにしています。


記事を書く上で気をつけていることはありますか?

 「今日の田舎」というタイトルの通り、ブログの中心は、四季折々の「田舎の出来事」で、岩泉町の広大な自然の中で営まれる暮らしの一コマを紹介することが大切だと考えています。ですから客観的な立場で、様々なことに驚き、喜び、感動して、それを記事にしています。
 私の理想は、1枚の写真と短い文章で「今日の田舎」を表現することですが、これはとっても難しい。誰もが共感する記事を書くことは難しいですが、岩泉町や、「田舎暮らし」に興味を持ってもらえたら嬉しいです。


「今日の田舎」には地域の高齢者が度々登場しますが、一方で日本を代表するフランス料理のシェフが登場したり、そのギャップの大きさに驚きます。

 これには私自身も驚いています。
 高齢者が身につけている技術や知恵は本当に地域の宝物で、「食」「農」に関するものが非常にたくさんあります。これを守り受け継いでいくことが、岩泉町の「岩泉らしさ」を守ることにつながるのではないかと感じていたのですが、転機となったのは、奥州市のフランス料理店「ロレオール」の伊藤勝康シェフに知り合えたことです。伊藤シェフは安家地大根や地ウリをメニューに取り入れて下さり、さらに多くのシェフ仲間にも「どんぐりの食文化」などを紹介してくださったのです。
 岩泉町にある独自の食文化を守ることが、多くの人を引き付け、さらに「地域の誇り」を高めることになる。「岩泉の暮らしは素晴らしい」「岩泉の食は世界に誇るものだ」という前提でばぁちゃんの家を訪ねると、全てを記録しておきたくなります。


これからも毎日続けていくのでしょうか?

 たぶん続くでしょうが、漠然と毎日更新することは終わりにするかも知れません。ツイッターやフェイスブックでの情報発信にも取り組み始めていますし、春にはホームページのリニューアルも計画しています。後継者の育成も必要です。
 ブログ用に集めた情報を編集することも考えています。例えば安家地大根や地ウリの種採りの方法、雑穀や畑わさび栽培の一年、短角牛の背景、郷土料理、高齢者の名言など、たくさんのデータ(資料)が集まりました。これらの情報を整理し、インターネット上で「(仮称)いわいずみ食と農の博物館」ができるかも知れません。
 どうやって岩泉の「技」や「知恵」を未来へつないでいくか、それがこれからの大きなテーマです。


最後にひとことどうぞ。

 いつも「今日の田舎」にお付き合い下さりありがとうございます。また、美味しい料理や素晴らしい畑を管理して下さっている地域の方々に感謝しています。おばぁちゃん達がブログを見ることはないのですが、いつも見てもらいたいと思って記事を書いています。
 「今日の田舎」が続けられるのは、株式会社岩泉産業開発が元気な証拠です。お買い物はぜひ「道の駅いわいずみ」「道の駅三田貝分校」をご利用ください。
 また、「龍泉洞の水」「いわいずみ短角牛肉」等、岩泉町の特産品の全国発送も受け承りますので、よろしくお願いします。


ありがとうございました。

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以上、編集長インタビューでした。今後とも「今日の田舎」をよろしくお願いします。
by kyounoinaka | 2013-12-29 08:00 | 担当者より