星空
2014年 01月 18日
なんで冬になると星がきれいなんだろうと調べてみると、気温が低くなるほどに大気中に含むことができる水蒸気量(飽和水蒸気量)が少なくなって、ただでさえ汚染物質のない岩泉の空気が、一段と澄むためだそうです。
岩泉町の夏の最高気温は35度、冬の最低気温は氷点下15度、なんと50度もの温度差があります。そして、この温度差が多様な生き物を育み、豊かな文化を生み出しているのかも知れません。
豊かさとは、「たくさんある」ことではなくて、「いろいろある」ことだと私は思います。例えば生物多様性。人間だけが暮らす地球より、様々な生き物が支え合い、生きていた方がいい。学校でも職場でも、個性的な人たちが集まった方が面白い。いつでもどこでも同じ味よりも、その土地ならではの、四季折々の食べものが食べたい。
確かに東京は豊かだと思う。日本中から集まった人たちが、世界の文化を取り入れて作った街だから。でもね、岩泉町には東京とは違った豊かさがある。岩泉町にしかない確かな暮らしがある。
先日行われた「龍泉洞みずまつり」と小正月の「なもみ」のニュースを見て、そんなことを考えました。
今日も「今日の田舎」に来て下さりありがとうございます。