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◎ふるさと岩手の芸能とくらし とりら

世の中にある雑誌は数知れず、新しく生まれては消えてゆきます。大手出版社が大々的に宣伝して何百万部も売れるものがある一方で、地域でひっそりと読まれているものもあり、実はそんな小さな雑誌の中にこそ、「これはすごい!」と感動するものがあります。その一つが、岩手県の郷土芸能や生活文化を紹介する『とりら』です。
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編集・発行 ふるさと岩手の芸能とくらし研究会
ホームページ http://www.h3.dion.ne.jp/~iwagei/toriraindex.htm

「岩手県は「民俗芸能の宝庫」と言われ、今も多くの芸能が、岩手のくらしを大切にする人々によって各地域で息づいています。(中略)
 「自分たちの芸能の歴史と現在を知りたい。その背景となる生活文化についても調べたい。お互いの思考や情報を交換し積み重ねていこう」。
 こんな発想から職域を越えたつながりが生まれ、今回「とりら」と名付けた小冊子を作ることになりました。
 ふるさとで自分たちの宝を大切にしている人達が主人公になるように。「昔」を明らかにすることで「今」がいっそう輝くように。そんな視線で編んで行きたいと思います。」
(発刊のことば)
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毎号県内各地の芸能を掘り下げているのですが、震災後に発行された第6号は特別版『ふるさと岩手の芸能と震災 とりら』と題し、沿岸地域の人々の思いと芸能のかかわりを大特集している完全保存版です。
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また、第5号・7号には何ともマニアックな「マンガ岩泉ものがたり」が掲載されています。いつの間に連載になったのかと驚きますが、「平成の長老」が大正・昭和の長老たちからの聞き取りを下に、実際に体験しながら書いたマンガですので、真実の重みがあります。

『◎ふるさと岩手の芸能とくらし とりら』は道の駅いわいずみで販売していますので、興味のある方はぜひお買い求めください。

第6号 特別版 1,000円
第7号 500円

県内の販売店やバックナンバーのお問い合わせは、「blogとりら」まで。

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by kyounoinaka | 2014-03-20 09:15 | 道の駅いわいずみ