昭和の雰囲気を求めて北へ(2)
2014年 03月 27日
その青函トンネルを越える急行はまなす号に乗る、のが今回の旅の最大の目的でした。
この急行はまなす号は、JR最後の定期急行列車です。
そして、きっしーの主観ですが豪華列車、新型車両ではない、庶民が乗れる、昭和の雰囲気を色濃く残した寝台客車列車としては日本最後ではないでしょうか?
今度、ふれあいらんど岩泉にももと「寝台特急日本海」の寝台客車がやってきて、長い長い停車時間を過ごしており、そのまま今年から列車ホテルとして開業するわけですが、
そのまえにぜひ走る寝台客車を経験しておきたいと思い、やってきたのです。
(あくまでも趣味なのでもちろん自費です。誤解なきよう。)
学生時代には「快速ムーンライトながら号」「快速ムーンライトえちご号」「急行ちくま号」「急行きたぐに号」など様々な夜行列車にお世話になりましたが・・・
本当に一番安い手段を求めていたものですから、寝台に乗るのは初めてです。



寝心地は・・・普段の睡眠環境が岩泉の山の中、真っ暗、という最高の環境だからか(笑)
揺れる環境ではあんま寝れませんでした。
(憧れの寝台列車という気持ちの高ぶりか!?)
暖房はとっても効いてましたが、揺れはどうしても気になりますね。
それでも夜行バスより格段に解放感あるし、自由にトイレも行けるし、夜の港町や朝焼けの北の大地の車窓をぼーっと眺めるのもいいし、晩酌にもいい雰囲気でした。
寝心地は、慣れかな?十分満喫して心地よい疲労感(?)でした。
機関車もお疲れ様でした。

ふれあいらんど岩泉の寝台列車は停車時間にお休みいただきますので、揺れませんから寝心地いいと思いますのでご安心ください。
朝は、キツツキや鳥の鳴き声で目覚め、小本川の川べりや緑の中を散歩する、心地よい時間を体験できると思いますよ。
北海道で出会ったものたち。




森駅では30分の停車時間にホームや街に出てリフレッシュ。
3時間の長時間乗車ですから、停車時間はすごくありがたいです。

乗り換え時間長万部の海岸も素晴らしかったです。
