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地元商店にお邪魔・第3弾 大牛内「百泉商店」

久々の地元商店にお邪魔シリーズです。
今回は大牛内の「百泉商店」にお邪魔してきました。
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百泉商店は国道45号線沿いに位置し、現在はバイパスの開通でめっきり静かになったそうですが
少し前は難所・中野坂を超えるドライバーがよく立ち寄ったそうです。

店内では優しいお母さんが待っていたので大牛内の歴史を少し聞いてみました。

大牛内は三陸海岸の断崖の上に広がる台地で、岩泉では珍しく開けた地帯です。
もともと吹きさらしの原野が広がる地帯だったそうですが、
このお宅では昭和初期に大牛内に入植。
当時、入植した家には一人当たり3.8haの農地と採草地を与えられたそうで、
豆・小豆・ヒエ・麦・小麦、野菜などを植えて食料を確保したそうです。

大牛内は水はけがよい台地なので沢などは少なく、代替水は井戸を掘って確保。
春は皆が水をたくさん使うので、水競争になり、井戸をもっともっと深く掘るなんていう苦労もあったそうですよ。
今では水道が通っているので苦労は少なくなり、そんな井戸は時々農業用に活用する程度だそうです。

当時は吹きさらしでお店からも海が見えるほどだったとのことですが、
小学校に通う生徒のため、そして畑を守るために木々が植えられ、今では60歳の立派な防風林が出来ています。
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開拓により徐々に土も肥え、今では大牛内は野菜、酪農、和牛、養豚などの産地となっています。
今では珍しい学校の「分校」も現役。
それだけ地域が元気な証かもしれません。
冷涼な気候が酪農地帯を生み、潮風のおかげで美味しいアスパラガスが採れる場所ですし、もっともっと大牛内の魅力はいろいろありそうですね。

ちょっと足を延ばすとすぐに田野畑村「鵜の巣断崖」。海の景色を楽しんだら、静かな旧道を通り、百泉商店でおやつを買って、開拓の歴史を聞くのもいいかもしれません。
by kyounoinaka | 2014-04-20 13:33 | 岩泉まめつぶ商店