なぜ、短角牛に魅せられるのか!?(1)短角牛の作る花園
2014年 05月 07日
それにもかかわらず、(だからこそ!?)短角牛に魅せられる人があとを絶ちません。
短角牛の何に惹かれるかは人それぞれですが、
私は、もともと里山の自然のことを勉強したいと思い岩手に来て、
そこで、短角牛を放牧する雄大な放牧地の景観、そして短角牛が維持する自然があるということに出会い、
ハマってしまいました。
今年も、短角牛(そして牧野組合)が守る放牧地の一角に、一面のカタクリが花開きました。
この牧野、昔ながらのドングリの大木がまだ残っており、その林床に花開いています。



短角牛肉を美味しく味わっていただくと、もれなくこの美しい放牧地を守ることにも貢献できます!
短角牛のファンになってくれる料理人、研究者の方々は、放牧地の景観に感激してくださる。
もちろん、商品そのものの「おいしさ」「品質」「サービス」は当然大事だと思っていますが、
「景観」の大事さにも、もっともっと注目していきたい、そう思います。
この景観を、個人のお客様にもぜひ感じてほしい、そう思ってます。
放牧地なので、だれでもいつでもウェルカムとはいきませんが、
いつかこの場所を巡るツアーなど開催できたらいいなぁと思います。


