NHK「ニッポンの里山」表紙は 岩泉の短角牛放牧風景!
2014年 05月 29日
NHK出版より3月末に出版された「ニッポンの里山 ふるさとの絶景100」です。
この本はNHKの番組「ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅」で放送された、
各地域を代表する、心を打つような美しい里山・・・人と自然の共存風景を100か所、まとめたものです。

あれれ、この表紙の帯の風景は、どこかで見かけたことがある気がしますよ?
というかこの赤い牛さんはまぎれもなく短角さんですね!?
ということは!?
そう、岩泉町櫃取湿原の放牧地に、短角牛が放牧される風景がこの本の表紙の帯に採用されていました。
なんと、全国の里山を象徴しているような嬉しい扱いです。
私が管理しているわけでも、牛を飼っているわけでもないんですが、この短角牛と人と牧野が作り出す風景に惹かれてやってきた私としては、とっても嬉しいです。
即、購入しました。(まだ、じつは中身はしっかり読んでいません、、)
もちろん、中身でも取り上げられています。
WEBでもその概要を見ることが出来ます。
が、ほかの地域の里山も見ごたえある、楽しい本に仕上がっています。
本はこちらで販売されています。
おそらくどの風景も、必ずしも将来安泰というわけではなく、
人と自然の関係が時代とともに、常に変わり続けているように、
絶妙なその地域の産業と人、自然のバランスの中で現在その姿を見せているもの・・・
櫃取湿原もそうです。現状では、牛の頭数は湿原を維持するのに十分ではありません。
今回、表紙に取り上げて頂いたのは、美しいと同時に、絶妙なバランスで維持されている・・・
一日ごとに違う風景との一期一会を見せてくれる日本の里山・・・
その象徴のような存在として、なのかもしれません。(推察)
今後も、私たちも頑張って短角牛肉を販売し、同時に短角牛と人、自然の関係性の魅力を伝えていきたいと思っています。