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青空のもと短角牛と過ごす

おとといの記事の続きです。
森の中にたたずんでいた短角牛たち。
涼しげな海風に誘われて、少しずつ青空のもとへと歩き始めました。
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角で土をほじくりかえしている牛。
遊んでるんでしょうか。それとも頭のかゆいところを掻いている?
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こっちの子牛はお母さん牛のおっぱいに夢中です。
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爽快な風景が広がっています。
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このあたりは昔から放牧地でしたが、この放牧地のことをよく知っている、看視人のコースケさんによると、50年くらい前はこの放牧地はぜんぶ森だったそうです。
当然、牧柵もなく、短角牛は広大な面積を好きなように歩き回っていました。
(今でも、相当広いし、相当自由なんですが・・・!!)
そのころ、牛たちはこの時期放牧されると、広葉樹の芽をこぞって食べて周ったそうです。
木の芽は栄養豊富らしく、コースケさんによると昔は枡(ます)に「木の芽1升は、豆3升ぶん」と言われたもんだそうです。
今では牛はだいたい下を向いて夢中に草をばりばりと食べていますが、そのころはみんな上を向いてわしわしと木の芽を食べていたのでしょうから、
いまの牛より首のお肉が発達していたかもしれません。
そのころの風景が見てみたいものです。

コースケさんと話していると、本当に面白い話が尽きません。
もっといろんなことを教えてもらわなくちゃ、と思って放牧地を後にしました。


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by kyounoinaka | 2014-06-02 19:41 | いわいずみ短角牛