北上山地 岩泉の秋
2014年 10月 16日
ひさびさの雨もなんだか目に優しくてホッとする。
気づくと、里でも山は色づき、道の駅いわいずみ横の桜の木々も紅葉が進み・・・
何だかこの先に冬が来るんだけど、
何か楽しい、秋。
我が家では、大型台風直前に雑穀ヒエを脱穀しました。
さて噂によると、このヒエを自宅でフードミルサーで精白する方法もあるのだとか。
ミルサーを買わなくてはいけませんが、もし簡単にできるなら自宅で食べたい分だけ精白して、雑穀の完全自給ができる!?
ちょっと余裕が出てから考えようと思っています。
はたして、ちゃんと精白しても大丈夫なくらい実は詰まっているのか・・・(笑)
手でつぶしてみるとデンプンの白い粉が出てきて、詰まっているようには見えますが。
夕暮れ時になると、湯っこが恋しくなります。
ヒエの脱穀はほどほどで休んで、有芸からひと山越えて 茂市(宮古市新里)の「湯ったり館」の風呂に入りに行くことにしました。
峠の牧場周辺も紅葉まっさかり。
快晴の夕空に照らされて、雄大な北上山地の風景が心に染み入ります。
もう4年前でしょうか、はじめてこの峠を原付バイクで越えた時も、
深い深い山並みに感激したものです。
峠を上り、山を下りて出会う村で、この時期の夕暮れ時は薪を焚く煙が静かに立ち上っています。
そんな光景が、より一層嬉しく思える、そんな時期がやってきました。
さて、そんな煙のもとでは、何が煮えてるんでしょうか。
薪ストーブの上で煮しめが煮えてる?
薪ストーブを囲んで、スルメを焼きながら、集まって一杯やってる?
かまどでご飯を炊いてる?
短角牛のごはんを大釜で煮込んでいる?(短角牛の農家を冬に訪れると、時折みられます。)
豆腐とりのために、豆を煮ている?
それとも炭焼き釜?
そんなお宅訪問も面白いかもしれません。