道の駅三田貝分校はりんごの種類豊富。
2014年 11月 05日

行きの道沿いには巨大なコンクリートのブロック?を積んだ車があちこちに。なにかな~と思っていたら、
道の駅三田貝分校の目の前に橋をかける工事でした。
道路を規制して、道の駅の駐車場内が迂回路になっていました。

小川地区は、りんごの栽培が盛んな地区です。
そこからほど近い道の駅三田貝分校にも、りんごが多数入荷しています。
写真は、私のお気に入りの紅玉。
食べやすい小ぶりで、甘さの中に酸っぱさがはっきり自己主張しているので、さっぱりとしていて、気に入ってます。
その酸味と締まった肉質(煮崩れしにくい)からお菓子作りにも向いているようで、希少品種になったいま、再び注目を集めているようです。
今日、三田貝分校に来てはじめて岩泉産の紅玉をみかけたので、ついつい買ってしまいました。
ほかにも、こんな品種が入荷。ちょっと、いま入荷している品種について調べてみました。
◎王林
福島県生まれの品種です。青りんごといえばこれが代表品種!
貯蔵性が高いそうです。
最初は、その色からナシリンゴとも言われていたらしい。おもしろい。
◎ハックナイン
こちらは北海道生まれの品種。
寒地向けのりんごで、北海道並みの寒さでないとうまく着色しないそうです。
そうなると、岩泉の山間部は適しているんですね。
中身は白色が美しく甘いリンゴです。
◎ジョナゴールド
米国で紅玉を親にして誕生した品種なので、甘味の中に酸味のバランスがよい品種。
そのためお菓子作りにも向いています。
銀座カンセイ坂田シェフに、先日の食事会デザートに採用して頂いたのが、まさに小川地区のジョナゴールドです。
◎陽光
群馬県で、ゴールデンデリシャスりんごに何らかの品種の花粉が自然交配して生まれた品種だとか。
甘味が強く、太陽をさんさんと浴びて紅く染まった?ネーミングのイメージもよく、才色兼備な?りんごです。
◎やたか
あんまり聞いたことない珍しいりんご。
秋田県生まれの品種で、「秋田ふじ」「早生ふじ」とも呼ばれています。
「ふじ」の枝の中に、その枝だけ早く熟が進んでいたものがあったそうで・・・。
衝撃のネーミング。育成者本人、妻、父の名前から一文字ずつとってつけられたネーミングらしいです。
◎アルプス乙女
長野でこちらも偶然生まれた品種です。
今までずっと酸っぱいりんごなのかと思っていたら、甘味と酸味を備えているそうです。
今度食べてみたいと思います。
なんとなく、りんごというとどの品種も青森生まれのような気がしていましたが、
そんなことは全然ありませんね。
ちょっと、面白いのでりんごについてもさらに勉強してみたいと思います。