いわいずみ短角牛の肥育農家を訪ねて
2014年 11月 25日

よく晴れた朝、大川・釜津田方面へ短角牛の肥育農家を訪ねることにしました。
私の家から釜津田まで約50km。あらためて岩泉は本当に広い町だと実感する瞬間です。


山から下りてきた母さん牛たちが、静かに過ごしていました。
こっちに興味津々。ここの牛は、本当に人になついています。
時に牛も怪我をすることがあるそうですが、そんな牛も大事に大事に面倒をみることで、優しい牛に育つんだそうです。


肥育牛は地元産ワラなどの粗飼料とともに、配合飼料も食べて育ちます。

短角談義しているうちにお昼になり、昼食に「あんずきばっとう」を頂いてしまいました。
甘さ控えめで、豆の粒がたっぷりで、これはデザートじゃなくてメインです!
何の作業もせずに、、すみません。
続いてもう一軒の家を訪ねると、すでに先客がいて短角談義中でした。

こちらでは自家製豆腐を頂きました。フライパンでこんがり焼いてあり、南蛮みそと相まってうまい。
ここは小規模な肥育農家。

川沿いの、風通しの良い牛舎で夏も快適そうです。
床には、おがくずをしいています。
釜津田の寒さは厳しいので、寒くなってくると短角牛も食べる量が増えます。
だんだんと、これからの時期は、身を守るための皮下脂肪が厚くなる時期に入ってきます。
先日お伝えしたように、いわいずみ短角牛はいま大きな岐路に立たされており、予断を許さない状況ですが、
つかのまの、小春日和は、とっても穏やかでした。