安家凍みで~ごの茹で汁は鮮やかなワイン色。
2015年 02月 12日
週末の安家に安家地大根に縁のある人々が集まりました。
この食文化を安家のみならず、岩泉の若者のなかで伝承しようという取組です。
さぁ、安家地大根の凍みで~ご(凍み大根)作りです。

暖かい冬と、大根を埋めてくれた人の心遣い?により、比較的浅い場所に埋まっていた地大根。
想定より楽だったので調子に乗ってたくさん掘ってしまいました。

う~んおいしそうなサツマイモ。違う。安家地大根です。
よく、写真を見てもらったりイベントで展示販売すると、サツマイモみたいな大根、って驚かれます。
実は、このあと、レンジで安家地大根をチンして食べてみたら、ホクホクで甘くて焼き芋みたいで、そこにちょうどやって来た人から「なに焼き芋食べてんの?」って言われました。

安家の豊かな山水で安家地大根を洗うと鮮やかな輝き。


さらに皮をむいてほどよい大きさに切って茹でます。
皮は嘉村旅館の草食系わんこが、喜んで食べるそうです。

その茹で汁は毎度、何かに使えないかと思うほど鮮やかなワイン色。
アク抜きのために大根を茹でていますが、意外と飲んでみたら大根の甘味があり、だしをとれば和洋の美味しいスープが出来るのではないかと思いました。

さてさてだんだん腹が減ってきたところで安家のごちそうです。
とろとろ安家凍みで~ご入りモツ鍋をはじめ昼ごはんに大満足・・・

んなところで茹でて冷まして藤づるに通した安家地大根を、清冽な沢水に投下。
あとは、しばし、お待ちを~状態です。
みなさまお疲れ様でした。
